株式会社札幌ドーム 様
会社名 | 株式会社札幌ドーム |
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事業内容 | 大和ハウス プレミストドームの管理運営業務全般 [地方自治法および札幌ドーム条例等の規定に基づく札幌ドーム 指定管理者] |
Webサイト | https://www.sapporo-dome.co.jp |
インタビュー | 株式会社札幌ドーム ご担当者様 |
導入先・導入店舗 | 大和ハウス プレミストドーム/ 約30店舗 |
ニーズが合致。直感的に操作ができるため、テナント様にも好意的に受け入れられスムーズな導入につながった!
目次
導入の背景
手間と時間のかかる紙での報告業務を改善できる、
新たな売上報告・賃料計算・精算書発行のシステム導入が必要に。
株式会社札幌ドームは、札幌市の全天候型多目的施設「大和ハウス プレミストドーム」を管理・運営している会社です。2001年の開業以来、全天候型の特徴を活かして多様なイベントを開催、札幌市内のみならず広域のお客様に親しまれています。
サッカーやラグビーをはじめとするプロスポーツの試合興行や、大ほっかいどう祭、サッポロモノヴィレッジといったイベント、そして展示会やコンサートなど幅広くフレキシブルな利用方法を展開する中で、利用者サービスの一環として飲食のテナント様が30店舗ほど場内に配置されています。
一般の商業施設のように通年で営業するのではなく、試合などイベントの開催に合わせて各テナントがオープンするシステムで、営業時間もその都度変わるという、運営体制をとっています。
2022年までは、プロ野球の試合がオープン戦を含めて年間70日ほど開催されていました。施設運営にあたっては、このスケジュールを主軸として、POSシステムの構築や保守計画が進められた背景があります。
その後プロ野球チームの本拠地移転に伴い、POSシステムの見直しを行い、システム面でのコスト削減、運営業務の効率化、テナント様の負担軽減などの課題解決に取り組みました。運営業務においては、精算書を紙で出力・印刷し、それぞれの本部に郵送する手間、負担が課題でした。この業務に時間と手間がかかることで、「丸一日他業務にリソースを割けない」という問題も発生していました。
また、売上報告のための運営事務所までの移動もテナント様の負担となっていました。大和ハウス プレミストドームは大型施設であるため、運営事務所までの移動に時間がかかります。さらにイベントによっては終了時間が遅くなることもあり、閉店業務をできる限り短時間で済ませたい思いもありました。加えて、サッカーの試合や大規模なコンサートなど、来場者が多いイベント時には接客・販売業務が多忙を極めることから、少しでも報告業務にかかる負担を軽減したいと考えていました。
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機能面、コスト面ともにニーズが合致した
「SC BASE」を導入。
POSシステムの軽量化に伴い、コストパフォーマンスが良く、売上報告・賃料計算・精算書発行等を行えるシステムを探していたところ、導入・運用が簡単で、クラウド型で利用するデバイスも選ばない、さらにテナント様とのコミュニケーション機能もある「SC BASE」が私たちのニーズに最適だとわかりました。新たな機能を追加する必要がなく、ローコストで導入できたのも決め手のひとつです。
SC BASEを知るまでは、エクセルを使ってその作業を行う案もありましたが、はるかに効率的なシステムで、作業の手間も大幅に削減できるため、導入を決定しました。
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「SC BASE PC版、スマホ版のトップ画面」
※画像はイメージです
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活用事例
シンプル且つ直感的な操作感で、導入もスムーズに!
報告業務のデジタル化により、
施設運営側とテナント双方の負担軽減を実現できた。
POSシステムの変更とタイミングを合わせて、SC BASEを2024年2月に導入する運びとなりました。2023年の11月頃に採用を決めたので、導入までの期間はおよそ3か月でした。翌年1月にテナント様に対し「こういう仕組みに替わります」というアナウンスと、使い方のレクチャーを行いました。
シンプル且つ直感的な操作感で、テナント様からは好意的に受け入れられました。事前に細かい説明をしなくても、ログインさえできれば自然に入力が進む使いやすいインターフェイスになっている点が良かったと思います。
また、クラウドサービスのため、専用端末でなくスマホからでも問題なく入力でき、テナント様の負担を軽減できていることが実感できます。
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「SC BASE」で発行や、送信、保管などの
精算業務が一連の流れで完結。
以前は月締めでテナント様ごとに精算書を紙で出力・印刷して、それぞれの本部に郵送していました。数が多いので封入・投函の作業は時間がかかりますし、控えをファイリングして保管する場所も必要です。
SC BASEでは、そのプロセスも電子化し、データで精算書の送信まで一連の流れで完結できます。そのため人手やコストの面で、省力化・効率化に役立っています。
また、業務が効率化されたことで、施設として今後新たなチャレンジ、展開を考えるといったよりクリエイティブな仕事に対し、リソースを割けるようになりました。
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「SC BASE 精算書 作成画面(左) 送付画面(右)」
※画像はイメージです
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売上報告によるドーム内の移動が不要に。
テナント様の売上報告業務に伴うドーム内の移動の必要がなくなった、ということも導入のメリットのひとつです。大和ハウス プレミストドームは多目的な利用を想定し、また多くの方の来場を前提としているため、場内のスペースが広く大きく作られています。施設の端に位置するテナント様の店舗から、運営事務所までは往復5分以上はかかると思います。
特に、夜に開催されるイベントの場合はレジを締める時間も遅くなり、施設運営側も各テナント様の作業を見届けてから帰るようにしているので、売上報告を待つと帰宅時間がだいぶ遅くなる場合がありました。そのためアナログな報告をする必要性がなくなり、デジタルで済ませられるのは、テナント様、施設運営側のどちらの立場にとっても歓迎できる改善になったと言えます。
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「SC BASE テナント様の売上報告画面(スマホ版)」
※画像はイメージです
今後の展望
短期の催事出店にかかる負担もSC BASEで軽減し、
新たなチャレンジを続けたい。
今後はスポットの催事出店や、期間限定のお試しで出店されているテナント様にも、SC BASEを活用していただくことも考えています。紙やエクセルを使って集計することに比べ、はるかに効率的で時間もかかりません。
また、ドーム全体の活用に合わせて今後どのような飲食展開をしていくのかを考えるにあたり、仮にこれまでと異なる運用が生じることがあったとしても、SC BASEであればそのシンプルさゆえにほぼ問題なく利用することができると思います。
お客さまに「夢と感動を与えられるステージ」を目指して。
大和ハウス プレミストドームは来場者はもちろん、イベント主催側や出演者、すべてのお客様に、感動を与えられるようなステージでありたい、と思っています。その理念は私たち株式会社札幌ドームの社員だけでなく、共にサービスを提供しているテナントの従業員様とも共有する価値観です。
北海道では、冬に屋根がある大きな会場、というだけで大きな強みになります。今後は、全天候型・多目的なスタジアムという特徴を最大限に活かして、スポーツ・文化芸術や集客交流産業の活性化を目指し、これまで思い描きながらも実現に至らなかったイベントや、多くの市民が利用できる企画にチャレンジしていきたいと考えています。
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