メールマガジン

リゾームプレス 第28号

2008/09/26
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    ◆◆◆◆  RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> ◆◆◆◆
          『今を活かし、未来を創造する。』

                         2008/09/26配信 〔Vol.028〕
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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

今月号から、『リゾプレ調査員レポート』という新コーナーが始まります。
こちらのコーナーは、メルマガ読者の方からいただいたご要望に
お応えする形で情報発信を行うコーナーです。そのため、レギュラー
コーナーではなく不定期での掲載となりますが、リゾプレ編集員で
調査可能なことはできるかぎりお応えして参ります。
これからもご意見・ご感想・ご要望をいただければと思います。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長から一言
 【2】 社員Kさんの業務報告
 【3】 セミナーのご案内
 【4】 リゾプレ調査員レポート
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 リゾプレ編集員が往く
 【7】 [戦略会議シリーズ]10月度活用セミナー・初級編のご案内[無料]
 【8】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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│【1】 社長から一言
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経営の節目について 
                           2008年28号
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平成3年9月にお客様も商品もなく、まったくのゼロからのスタートで
始めたリゾームも、今年9月で18年目を迎えさせて頂きます。
経営には免許証は必要ありませんが、当時はまさに無免許状態で、素人
経営者として、当然のごとく資金繰りに苦しみ、人に苦しみ、自分の
無能さに打ちのめされていました。
初秋の夕暮れを絶望的な気持で事務所の窓から眺めていた事を
思い出します。
もうダメかもしれない。どうして会社をつくったのだろう...。
未来が見えない状況というのは本当に苦しいものでした。

その時、ひとつ浮かんだ言葉が、「お客さまに価値があれば残るだろうし、
価値がなければ潰れるだろう」という開き直り的真実でした。
そして、「価値とはなんなのか」を問い続けました。
お客様にとって、リゾームの価値は、「優れた商品のご提供」だと思い
ました。とても素直にそう感じたのです。
しかし、そのような優れた商品は、仕入れることも、つくることも
出来ません。
出口のない泥のような闇の中で、もがき続けた長い期間がありました。
その記憶は残ってません。苦しすぎる過去は記憶に残らないのです。
それから数年後、あるお客様との御縁で作らせて頂いた「顧客分析ソフト」
が正にリゾームの「価値づくり商品」の始まりだったのです。

この「価値がなければ会社の存在する意味がない」ということを、深く
刻んだ葛藤の節目が、今のお客様と未来を創ってくれたのです。
その時の思いをカタチにしたのが、「今を活かし、未来を創造する」
というリゾームの経営理念です。
又、泥の中から抜けだすという意味が「マドルスルー」という事は、
後に知りました。

今、私どもの流通業のお客様も泥の中の混迷の時期を迎えていらっしゃる
気がします。
売上の連続前年割れ、真の成功モデルが見えない、勝者なき価格志向、
人不足等、大波乱の経済環境の中で、自分たちの価値をどこに見出すのか
が問われているようです。

しかし、「経営者の志があれば、出口は見える! 」と思います。
出口を見つけなければならないという強い決意が必要です。
人のマネをして見つかるものではありません。素直に、とらわれず、
こだわらず、まわりをしっかり見る事です。
それは、大切なお客様の期待です。

リゾームも、まだお客様の期待に応えるには程遠い状況です。
本当に、申し訳ございません。私自身、まだ経営の仮免許状態です。
今後ともご指導、ご叱責よろしくお願い申し上げます。

次回は(経営の節目について 後半)をお届けします。


                   株式会社リゾーム
                   代表取締役 中山博光


※『社長から一言』に関するご意見、ご感想/過去の『社長から一言』を
ご覧になりたい方はこちら⇒ http://58171529.at.webry.info/

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│【2】社員Kさんの業務報告
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はじめまして。お客様パートナーチームのN.Kと申します。
私が所属しておりますチームは、弊社が、18期より「顧客満足経営」に
舵きるにあたり新しく発足したチームです。
そのため、会社からの責任や期待は非常に大きいです。しかしながら、
失敗を恐れず前に進んで行こうと思っております。

まず、チームの役割を簡単に説明しますと、お客様に対して
「一気通貫のサポート」を提供することが最大のミッションです。
これまでは、お客様と接するさまざまなシーン(提案フェーズ・
システム導入フェーズ・アフターフォローフェーズ)で、担当者が変更に
なり、システム導入後のアフターフォローが十分にできておりません
でした。これからは、お客様との接点を多く持ち、お客様の抱えて
いらっしゃる「課題」や「ご要望」など、1つ1つ解決に向けて取り組んで
まいります。
ところで、ナショナルの『街の電気屋さん』が今も変わりなく消費者の
方々より慕われている。と言う記事を目にしました。
最近の電化製品は、機能が豊富なため、操作も難しくなっています。
そのため、お年寄りの方々には、新しい電化製品には少し抵抗があること
でしょう。しかし、『街の電気屋さん』は、きめ細かなサービスを提供
しており、消費者の方々から好評をいただけているそうです。
さすが、『街の電気屋さん!』。そして、さすが、『ナショナル坊や!』
だと思いました。
私も、お客様パートナーチームを通じて、お客様にご満足いただける
ような、リゾームの「ナショナル坊や」となれるように頑張ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

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│【3】セミナーのご案内
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■社団法人 日本ダイレクト・メール協会
〜事例研究〜
『流通小売業における顧客深耕とコミュニケーションの新しい取り組み』

会 期:2008年10月8日(水)13:00〜15:30
会 場:弘済会館 4階 菊
      ⇒ http://www.kousaikai.or.jp/hall
参加費:1名につき3,000円※当日持参下さい。領収書をご用意いたします。
定 員:80名(申込先着順)
申込締切日:9月26日(金)

この度は、社団法人日本ダイレクト・メール協会主催による、
〜事例研究〜『流通小売業における顧客深耕とコミュニケーションの
新しい取り組み』セミナーを協力企業として開催する運びとなりました。
効果のあるダイレクトメールを実現するために何が必要か?
そのためにどのようなマーケティングを実践していけばよいのかという
「入り口から出口」のあるべき流れは何かということをお土産にして
いただければ幸いです。
●詳細はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/seminar/seminar_081008.html

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■?リゾーム主催 特別フォーラム
『街づくりと未来のSC』
〜業界地図を塗り変える新たな発想・視点を知るために〜

会 期:2008年10月29日(水)13:00〜16:40
会 場:東京国際フォーラム ガラス棟G-602
    ⇒ http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
定 員:100名

SCはエリアのライフスタイルを高度化し、街並みや暮らし方を変える
パワーを持っており、生産人口の減少、個人のライフスタイルと消費
行動の変化、地域格差が拡がる中、商業の中心となったSCが、
地域活性化に向け果たすべき役割は大きい。未来の日本の街づくりに
SCはどのような方向性で開発・運営を進めていくべきか、
マーケティングの観点から、仙台ターミナルビル ?代表取締役社長
菊池眞澄氏、東京急行電鉄? 常務取締役 木下雄治氏、ブレインゲイト?
代表取締役 酒井光雄氏の3名の識者の方々にお話いただきます。
●詳細はHPに近日中にアップ予定です。

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■デベロッパースキルアップセミナー【マネジメント力強化】
「店舗オペレーションのマネジメントサポート力アップ」

会 期:2008年11月19日(水)13:30〜17:00 
    ※受付13:00〜13:20
会 場:東京国際フォーラム ガラス棟G-410
    ⇒ http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
参加費:28,000円/お一人様
定 員:24名様
申込締切日:2008年11月14日(金)

この度のご案内はデベロッパーが、テナントサポート力を強化し、
テナントと協働しながら顧客価値の高い店舗を実現することを目的とした
研修となっております。
●詳細はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/seminar/seminar_081119.html

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│【4】リゾプレ調査員レポート
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今回は読者の方からのリクエストにお応えして、
高速道路のサービスエリア(SA)に関するレポートです。

最近の高速道路のSAは、民営化したことによりどんどん使いやすく、
楽しい施設へと変貌を遂げており、様々なサービス・施設が充実し、
もはや商業施設としての機能も期待できそうです。
さて、ネット上でSAに関するアンケートが行われていましたので
少しだけご紹介したいと思います。
まずは、SAにあって欲しいお店のランキングですが、上位にきていたのは、
銀行、ドラッグストア、100円ショップでした。
比較的身近にあるものを必要としているようで、ドラッグストアなどは
手軽に医薬品・化粧品を購入できるので女性に喜ばれそうです。
その他には高級ホテル・旅館、観光農園、遊園地などもランクイン
しています。実際にこれらの施設を導入しているSAや、SAに隣接し、
一般道路からも利用できるハイウェイオアシスというものも誕生しており
SAが1つの観光スポットになってきているようです。
特に女性の目線から見てみると、SAを利用する目的別ランキングでは
やはりトイレ休憩、買い物・食事が上位にきていました。
それを意識してのことかソファ・化粧室が整っておりホテルのロビー並に
豪華なデラックストイレなどというものも誕生しており、
SAとしても、花を飾ったりするなどちょっとした工夫をこなし、
トイレを清潔にする取組みを行っている所もあるようです。
その結果、アンケートでも狭くて汚いというイメージから
広くて清潔なイメージに変わったという意見が多く見られました。
このようなゆっくりくつろげる空間のあるトイレが
もっと増えたら女性にとってはうれしい限りです。

この他にも全国には、個性あふれるSAがたくさんあり、ペットブームに
伴い設置されたドッグランのあるSA、温泉、酸素バー、マッサージなどで
リラックスできるSA、映像水族館、大観覧車があるエンターテイメント性
も兼ね備えたSAなど。SAは単なるドライブ中の休憩場所というだけではなく
ユニークな施設がある楽しい場所、1つの目的地へと変化しています。
原油高ではありますが、思わず行ってみたくなってしまう!
そんなSAが増えてきつつあるようです。

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│【5】教えて!エクセル先生
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Excelで数値を入力後、右側のセルにも数値を入力したいのに、
[Enter]キーを押すと下に移動するので、セル移動に手間が掛かる!
という経験はありませんか?これって実は簡単に解決できるんです。
今回のExcel先生は、「意外と知らない入力後のセル移動方法」を
お届けします。これで快適なExcel生活を送れること間違いなしです。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press028.pdf

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│【6】リゾプレ編集員が往く
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売上を上げるための要因は様々ありますが、すべてに共通する必須条件は
『いかにお客様に来てもらえるか。』
今回は集客のポイントを抑えた販促の事例をご紹介したいと思います。

とはいえ販促も成功すれば売上の伸びや話題づくり、
施設の賑わいにもつながりますが、失敗すればただコストをかけて
赤字だけが残ってしまったということにもなりかねません。
成功する販促のために不可欠なこととは何でしょうか?
まずはお呼びしたいお客様のターゲットが明確であること、
つまり、誰に来てほしいのか。
2点目はそのお客様のニーズを満たしているか?ということでしょう。

あるSCでは自施設の足元商圏の構成年齢層が高いことから、
お年寄りに喜ばれるように『演歌歌謡ショー』を定期的に開催しています。
話題づくりに若者やファミリー層向けイベント実施しても、
近くにそれを喜ぶ人が少なければ失敗に終わってしまいます。
またあるSCでは、季節イベントの企画をする段階でお客様へのアンケートに
『この季節にほしいものは何ですか?』という質問を盛り込み、
そこで多数意見になった催事テナントを誘致したそうです。
あれこれ悩むより、お客様のニーズは直接お客様に聞くのが一番ですね。

最も基本的なことですが、地区の特性を知り、利用者の特性を知ることが
販促成功の一番のカギといえるでしょう。

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│【7】[戦略会議シリーズ]10月度活用セミナー・初級編のご案内[無料]
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 日程  :10/21(火) 顧客分析システム編 
      10/22(水) DMS・経営分析編
 時間  :16:00〜18:00 (開場 15:45)
 内容  :基本操作説明・初級者編
 会場  :株式会社リゾーム 東京営業所
 料金  :無料
 参加要項:上記システム導入ユーザー様が対象になります。

基礎の基礎から、しっかり講習いたします。
『実はこの機能使ったことがなくて・・』という機能がございましたら
ぜひご参加してみてください。
 申込先 :03-3523-1128(担当 酒井)

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│【8】リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご高覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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