メールマガジン

リゾームプレス 第27号

2008/08/26
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    ◆◆◆◆  RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> ◆◆◆◆
          『今を活かし、未来を創造する。』

                         2008/08/26配信 〔Vol.027〕
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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

いつも弊社メルマガをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日発売の『週刊東洋経済_8/30増大号』48ページ〜49ページに
「売れない理由を分析 データから顧客が見える」と題し、東武百貨店様
による弊社システムの導入事例が掲載されました。
掲載ページリンク先
→ http://www.rhizome-e.com/topics/index.html

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長から一言
 【2】 社員Tさんの業務報告
 【3】 セミナーのご案内
 【4】 お役立ち情報【顧客データの有効活用 第2弾】
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
 【7】 編集後記
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│【1】 社長から一言
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テナント様の問題・課題の解決支援がデベロッパーの仕事という時代
                           2008年27号
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24日(日)の夕方から翌日の東京での午前の打ち合わせに備え、福山から
移動したのですが、静岡地方の豪雨で新幹線車内で12時間近く拘束される
事態となりました。
数年に一度、こういう体験をしているのですが、今年は暴風での飛行機の
欠航や、今回の新幹線という事で既に2回目となりました。
温暖化の影響は、確実にその速度を早めているようです。

今回の原稿は、その新幹線車内で作成しました。

先週は、弊社のデベロッパー様向けのセミナーに全国からご参加頂き
テナント様の業績向上支援について一緒に学ばせて頂きました。
参加対象はテナント様のご指導面で関わっていらっしゃる現場の担当の
皆様です。
皆様の会社では、この担当の方の名称はどのようにされているので
しょうか?
営業担当、テナント担当、ショップ担当、ショップスタッフ、ショップ
マスタ...等。
実に色々な名称が存在しています。

何故、このような事をお聞きするかというと、この名称が会社と
テナント様の関係の決意を示すものではないかと思ったからです。
実は、今回のセミナーご参加のデベロッパー様で、
「ソリューションスタッフ」という名称をつけていらっしゃる会社様が
あったのです。
コンピューター会社ではなく、デベロッパー会社です。
テナント様の店長の抱える問題・課題解決(ソリューション)に取り
組んで行こうという強い意思を持った取り組みです。
全国のSCは今後、景気低迷だけではなくオーバーストア、人材確保難
という試練を抱え、単なる店舗間競合ではなく生存競争の時代に突入
していきます。
外部環境の変化、原材料の高騰、少子高齢化は、景気の減速、消費の
低迷等様々なマイナス要素もありますが、反面チャンスももたらします。
周りに起こる出来事(外部環境を含め)は、全て平等です。
その出来事をプラスに捉えるか、マイナスに捉えるかがリーダーの
役割であり資質だと思います。
少なくとも、テナント様に対して「チャンスだよ。こうすれば業績が
伸びますよ」と、アドバイスがしたいと、どのデベロッパーのスタッフの
方も考えていらっしゃると思います。
しかし、現場は難しいです。
現場の経験不足、人員不足、強力な競合店の出現、地元景気の低迷、
テナント本社の協力不足等、どうにも出来ない現実が立ちはだかります。
しかし、「ソリューションスタッフ」は逃げられません。
その問題、課題を解決するのが仕事なのですから。
詳しい状況は聞いていませんが、本当にご苦労されていると思います。
悩んでいらっしゃると思います。
人材育成を本気で取り組むためには、このご苦労、悩みが必要なのかも
しれません。
空床になって、どこも入らない空き区画を埋める苦労より、今、
がんばっているテナント様に退店せずにがんばってもらう苦労を
店長さんと一緒にする方がはるかに楽だと、あるSCのリーシング担当
の方がおっしゃっていました。
SCの数が増える分だけ、空きテナントのスペースが増え、坪効率が
限りなく少なくなっているのが現状です。

まだ取り組み始められたばかりということですが、SC業界のためにも
「ソリューションスタッフ」取り組みの成功を心より期待したいと
思います。

                   株式会社リゾーム
                   代表取締役 中山博光

※この社長から一言に関するご意見、ご感想/過去の『社長から一言』を
ご覧になりたい方はこちら⇒ http://58171529.at.webry.info/

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│【2】社員Tさんの業務報告
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営業チームのTです。

私の仕事は、弊社主催のセミナーの企画〜運営、営業担当者の
サポートです。
主に、岡山本社で社内業務をしており、仕事を通して直接お客様と
お会いできるのは、セミナー、展示会の場がほとんどで、セミナーでは、
参加のお申し込みが入ると開催日までの間、会場でお会いできる事を
大変楽しみにしています。
ちょうど先日も、弊社主催の参加型セミナーの運営の為、東京に行かせて
いただきました。
デベロッパーの方のスキルアップを目的としたセミナー内容で、
弊社ユーザ様をはじめデベロッパー担当者の方にご参加いただきました。
実際にデベロッパー役、テナント役に分かれ面談の練習等も行い、
私も、時にはお客様の相手役として参加させていただきます。
終了後は、弊社の関係者で意見交換を行い、次回開催に向けて内容の
ブラッシュアップを欠かさず行っています。

私にとっての弊社セミナーとは・・・
直接たくさんのお客様からのお声を聞くことができ、時には課題を
持ち帰ったり、ヒントをいただいたり、とても刺激的で魅力的な場です。
参加いただいたお客様にとっても、弊社のセミナーが課題解決のお役に
立てる場であり、人との出会いを提供できる素敵な場になるよう、
セミナー内容の充実にがんばっていきたいと思います。

今後も、弊社セミナー情報は要チェックでお願い致します!

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│【3】セミナーのご案内
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■デベロッパースキルアップセミナー【3回シリーズ】
「テナントサポート強化実践マーケティング事例・ノウハウ」
会 期:第1回→【終了】
    第2回→2008年9月18日(木)13:30〜17:00
      第3回→2008年10月16日(木)13:30〜17:00
         ※受付13:00〜13:20
会 場:東京国際フォーラム ガラス棟G-410
    ⇒ http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
参加費:28,000円/お一人様1回につき
定 員:各回24名様(1回のみのお申込みも可能です。)

申込締切日:第1回は終了しておりますが、第2回、第3回については
      若干空きがございますので、ご検討される方は下記担当者
      までお問合せください。
      ●連絡先:03-3523-1128 担当者:室(むろ)、横山


1.面談事例を分類する理論とノウハウを学びます。
2.「客数」「来店頻度」「客単価」の具体的事例とノウハウを紹介します。
3.実際にプランニングシートに記入し、その仕組みづくりを体験します。
テナントへの実践マーケティングアドバイスで、売上アップ実現を
サポートします!ぜひこの機会にご受講ください。
※詳細はこちら
    ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/seminar_080821.html
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■デベロッパースキルアップセミナー【マネジメント力強化】
「店舗オペレーションのマネジメントサポート力アップ」
会 期:2008年11月19日(水)13:30〜17:00 
    ※受付13:00〜13:20
会 場:東京国際フォーラム ガラス棟G-410
    ⇒ http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
参加費:28,000円/お一人様
定 員:24名様
申込締切日:2008年10月31日(金)

この度のご案内はデベロッパーが、テナントサポート力を強化し、
テナントと協働しながら顧客価値の高い店舗を実現することを目的とした
研修となっております。

・店舗オペレーションのマネジメント要素を分解して考えます。
・店舗を顧客視点で観、分析しサポートプランを作成します。
・テナントサポート力における自身の強みと課題を整理し、行動計画を
 作成します。
研修事例、テナントカルテ、マネジメントフローを利用し、現場での
すぐに活用できることを意識した研修となっております。
※詳細はこちら
    ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/seminar_081119.html

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│【4】お役立ち情報【顧客データの有効活用 第2弾】
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弊社ではシステムを提供するだけでなく、顧客の購買データをお預かりし、
分析レポートを作成して『お客様の見える化』のお手伝いをしています。
このコーナーでは、顧客データの活用についてご紹介しています。
前回は第1弾として、「商圏分析」を取り上げましたが、
今回は「店舗評価」についてご紹介します。

原油・原材料の高騰、それに伴う個人消費の停滞感、人口減少や高齢化等、
小売業には大変厳しい状況であり、しばらくはこの状況が続きそうです。
ショッピングセンターや、多店舗展開されている専門店等でも、
出退店、統廃合等、戦略的な店舗評価が求められています。

店舗を評価する際には、当然ながら、店舗の売上、坪効率、利益や
経費率等の「経営指標」を見ていくことが基本となります。
さらに、もう一つの店舗評価軸として、会員の購買データを使った
「顧客指標」があります。
お客様が、その店舗にどれくらい貢献しているのか、リピーターはついて
いるのか、またその店舗を閉店した際にどのようなお客様を失い、
他の店舗への影響がどの程度想定されるのか等を把握することが重要です。

《顧客指標》
・客層
・お客様の支持率(貢献度)
・他店への影響(買い回り)
・商圏の広さ
・新規、リピーター

「経営指標」は戦略的判断を下すための基準値を作ることはできますが、
具体的なアクションは別途検討する必要があります。
一方、「顧客指標」はお客様の状態を示しているので、どのお客様に
どのようなアプローチをしなければならないかが見えてきます。

カード会員データの活用がなかなか進まないとお悩みの方、
まずは、顧客指標を使った店舗評価から始めてはいかがでしょうか?

○お問合せは弊社営業担当、または以下のメールまで
  mailto:info@rhizome-e.com

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│【5】教えて!エクセル先生
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今回はグラフ作成の最終回です。グラフ編締めくくりとして、
かゆいところに手が届く小技を4つご紹介いたします。

グラフを作成したときの文字表示の方向の修正や、系列の順序変更など、
一手間で資料がグンと見やすくなるようなテクニックをご説明いたします。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press027.pdf

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│【6】リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご高覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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│【7】編集後記
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

先月号の「社長から一言」に多くの感想をいただきました。
思わず涙された方、印刷して社内で回し読みしてくださった方、
様々な方がいらっしゃったようです。かくいう私も編集中に目頭が
熱くなった一人ではありますが・・・。
また、ある営業担当からの情報では、「エクセル先生」を印刷して何度も
読み返されている方までいらっしゃるとか!
編集員一同その反響に驚くとともに、「これからも、更にみなさんのため
になる記事を書いていこう!」と良い刺激をいただきました。

良い客が、良い店を育てるとも聞きます。良い読者に恵まれ、私たちは
成長する機会をいただいているように感じています。
編集員一同みなさまのお役に立てるよう努めてまいります。
どうぞこれからも、リゾームプレスをお願い致します。

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