メールマガジン

リゾームプレス 第25号

2008/06/24
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    ◆◆◆◆  RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> ◆◆◆◆
          『今を活かし、未来を創造する。』

                         2008/06/24配信 〔Vol.025〕
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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

環境問題のニュースが報道されない日がないと言っても過言ではない
今日この頃。おもしろい取り組みを見つけましたのご紹介いたします。
「どんぐり銀行」ってご存知ですか?
どんぐりをお客様から預かり、100どんぐりと苗木を交換する
という香川県とボランティア団体が協同で行っている活動です。
全国各地の「どんぐり共和国」という店舗がどんぐり銀行の出張所
として活動しており、香川県以外でも「どんぐり銀行」は利用できる
そうです。ちなみに、「どんぐり共和国」は商業施設のテナントとして
営業しておりますので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長から一言
 【2】 社員Hさんの業務報告
 【3】 セミナーのご案内
 【4】 お役立ち情報【顧客データの有効活用 第1弾】今月の一押し!
 【5】 リゾプレ編集員が往く
 【6】 教えて!エクセル先生
 【7】[戦略会議シリーズ]7月度活用セミナー・初級編のご案内[無料]
 【8】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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│【1】 社長から一言
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時は流れ、街は変化し、店は...。
                           2008年25号
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東京メトロの副都心線が開業しました。
東武線、西武線が乗り入れ、和光市、池袋、新宿、渋谷を結びます。
副都心線効果を最も享受しているのは新宿三丁目の伊勢丹のようです。
一部を除き、他の百貨店・商業施設は開業販促等で辛うじて前年微増
のようです。
現状と今後の池袋、新宿、渋谷エリアの各商業施設の顧客の動向が
とても気になります。正に、顧客分析の出番到来です。
地区別・年齢別に、曜日・時間帯の売り場別の客数の変化、買い回りを
分析すると面白そうです。
開業後一カ月の新規の顧客の獲得状況、その新規顧客の7月〜8月の
リピート分析も興味が湧きます。
どんな新しいお客様が獲得できたのか?どんなタイプのお客様が
離反したのかも顧客データで検証ができます。
このデータをしっかり抑えて、現状を把握し今後の戦略を
構築していく事が経営者・幹部に求められます。
施設全体の数値だけに一喜一憂していては、お客様の本当の変化に
取り残されてしまいます。

又、この路線の開通によりお客様の購買変化を事前に予測(仮説化)し、
決断し、改装、商品開発等の準備をどのようにしてきたのか?
そのプロセスに取り組んだ企業のみが、その結果を知恵として分析、
検証することが出来ます。
分析は、前年との比較ではありません。仮説との比較なのです。
時代の激変に対して、単に前年の数値との比較は参考資料にしか
なりません。
※ただし、過去の数値は連続した時系列データで観ると、傾向把握と
未来が予測できる面もあります。

松下幸之助翁が言われていたそうです。
先ず「思うこと(考える事)」。次に「決意すること」。その次に
「実行する事」その次は「やり切ること」。しかし、上手くいくとは
限らないので「知恵と創造性を働かす事」。
この知恵と創造性を働かすために、情報の見える化が必要なのでしょうね。
情報の見える化とは、経営者(戦略を立てる人)が、見た瞬間にパッと
打つべき手が見えるという事です。
お客様のニーズに対して自分たちのポジション・役割が見える。
そこから、戦っている武器(商品・ブランド・テナント)の間違いに
気づくこともあるでしょう。
仮説なき分析は表面的な分析しか出来ません。

時の流れに乗り、街の変化に対応する店づくりの手腕が問われます。

                      株式会社リゾーム
                      代表取締役 中山博光

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│【2】社員Hさんの業務報告
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導入支援チームのHです。

導入支援チームは、お客様の相談窓口になれたらと思っております。
パッケージの詳細検討の段階から、お客様の所に伺える機会に恵まれる
ため、導入後も、操作面などの質問や相談を受ける機会をいただけます。

お客様から、「他社のSCは、どのようなことをしていますか?」とよく
聞かれるように、私たちも「お客様は、どのようなことに困ったことが
ありますか?」と伺うことでお客様に対して、少しでも貢献できればと
思って活動しております。
例えば、あるお客様にデベロッパー・マネジメント・システムの操作教
育を行った時に、「曜日別に分析はできるんだけど、曜日別×天候別って
できないよね。」と指摘されたことがあります。
確かに、現時点では上記の機能は実現できません。
しかし、お客様の要望が高いものであれば、開発していくことも可能です。
お客様の声は、私たちが気づいていないことを、気づかせてくれる
貴重なものです。
どんな些細なことでも、お客様の思いを聞かせていただけないでしょうか?
私たちは、お客様の相談窓口になりたいと思っております。

引き続き、リゾームをよろしくお願いいたします。

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│【3】セミナーのご案内
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●デベロッパースキルアップセミナー【3回シリーズ】
「テナントサポート強化実践マーケティング事例・ノウハウ」
会 期:第1回→2008年8月21日(木)13:30〜17:00
    第2回→2008年9月18日(木)13:30〜17:00
      第3回→2008年10月16日(木)13:30〜17:00
        ※受付13:00〜13:20
会 場:東京国際フォーラム ガラス棟G-410
    ⇒ http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
参加費:28,000円/お一人様1回につき

SCの出店加速で、SC同士の競争も激しさを増す中、SC運営の中で
重要性を増しているのが、個々のテナントへの実践的なマーケティング
アドバイスです。
それには、テナントに有効なマーケティングノウハウを伝えること、
テナントの「マーケティング成功事例を共有する仕組みづくり」が
最重要になります。
全3回シリーズで行うセミナーの第1回目は、客数アップをテーマに
テナントレベルの実践的マーケティングノウハウを事例を通じて数多く
学んでいただきます。
●詳細はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/seminar_080821.html

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│【4】お役立ち情報【顧客データの有効活用 第1弾】今月の一押し!
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商業施設の開業が相次ぎ「SCバブル時代」とも言われる昨今、
ショッピングセンターを取り巻く環境は大変厳しくなってきています。
中長期の戦略を立て、どのようなお客様をターゲットに、どのような
MDで打ち出すかの判断が常に求められています。
そこで重要なのが、『どれだけお客様が見えているか』ということです。
顧客の属性情報と購買データからみる自施設の利用状況や商圏を把握
することがカギとなります。

弊社ではシステムを提供するだけでなく、顧客データをお預かりして、
分析レポートを作成し『お客様の見える化』のお手伝いもしています。
今月から数回に渡って、顧客データの活用についてご紹介します。
今回は商圏分析についてご説明します。

GIS(地図情報システム)を利用すれば、視覚的に商圏情報を捉えることが
できます。顧客や競合店をプロットしたり、売上・会員数のデータを
色塗りすることで、自施設の商圏や競合店の影響範囲を把握できます。

また、別の商圏の見方として、鉄道沿線の顧客利用状況があります。
各駅の近隣に住む顧客が、いくら買上があるのか、どの程度の利用頻度、
単価なのかがわかり、どの駅までが商圏なのかを把握できます。
さらに、駅別乗降客数といった外部データと比較すれば、各駅で
どの位顧客を獲得できているのか(乗降客数に対する捕捉率)を
算出することができます。
商圏半径だけでなく、より具体的に商圏を把握することで、明確な戦略を
立てることが可能となります。
また駅毎に、よく利用するテナント、曜日や時間帯も把握でき、
駅広告などの販促の検討材料に有効です。

○お問合せは弊社営業担当、または以下のメールまで
  mailto:info@rhizome-e.com

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│【5】リゾプレ編集員が往く
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6月と言えば梅雨。
雨が降ると客足に影響が出て、夏物商品が売れなくなってしまう・・・
など、雨に頭を悩まされる小売業様も多いことでしょう。今月はそんな
マイナス要素の多い雨を逆手に取った試みにスポットを当てたいと
思います。
とはいうものの、探してみると意外と多い『雨の日限定サービス』
雨の日ランチ、雨の日クーポン、雨の日イベントなどなど。例を挙げれば
きりがないほど。
例えばとある駅直結型の地下コンコースにあるSCでは、各テナントと
協力して雨の日サービスを実施しています。雨で普段より増える通行客を
逃さないため、施設の立地と雨という要素をうまく活かした好例と
いえるでしょう。
また、雨に限らずレディースデーやシニア割引、時間帯割引など、
一見するとメインターゲットから外れているお客様に対して、その
限定要素を逆手に取ったアプローチは多いもの。
しかしそのどれにも共通しているのが"限定感"・"特別感"・
を最大限にアピールした顧客の獲得施策という点。
つい気分も沈みがちになり外出の足が鈍る雨の日に、お得感と限定感を
最大限に発揮した限定プロモーションを実施することは、お客様にも
喜ばれ、遠退きがちな客足を確保でき、プラスの影響が大きいかも
しれませんね。

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│【6】教えて!エクセル先生
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今回はグラフ作成シリーズの第三回目です。
値の範囲が大きく違う二つのデータを棒グラフと折れ線グラフにして
一つのグラフに表示する方法を紹介します。(二軸のグラフと呼びます。)

最初から二軸のグラフを作成する方法と、棒グラフに後から
折れ線グラフを二軸目に追加する方法をご説明します。

値の大きくの違う二つのデータを、1つのグラフに表示できれば、
数値比較や相関を視覚的に捉えることができます!

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press025.pdf

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│【7】[戦略会議シリーズ]7月度活用セミナー・初級編のご案内[無料]
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 日   程:7月24日(木) 経営分析システム(DMS)編
      7月23日(水) 顧客分析システム編
 時   間:16:00〜18:00(開場:15:45)
 会  場:株式会社リゾーム 東京営業所
        東京都中央区入船1丁目5-11 弘報ビル7F
 料  金:無料
 参加要綱:上記システム導入ユーザー様が対象になります。
      操作を覚えたい。活用方法がわからない。
      もっと有効な使い方が知りたい。などのお悩みがありまし
      たら、ぜひご参加下さい!

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│【8】リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご高覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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