メールマガジン

リゾームプレス 第24号

2008/05/29
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    ◆◆◆◆  RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> ◆◆◆◆
          『今を活かし、未来を創造する。』

                         2008/05/29配信 〔Vol.024〕
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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

さて、まもなく蛍のシーズンですね。
かつてと比べて数は激減してしまいましたが、最近は環境問題への
意識が高まり、「蛍が帰ってきた。」という報告も増えてきている
そうです。

私も幼少の時期に1度だけ見に行ったことがあるのですが、
とても綺麗で幻想的だったことを覚えています。
それ以来すっかり見に行くこともなくなり、
蛍のことも忘れていたのですが、
懐かしさに誘われて今年は久しぶりに見に行こうかと考え中です。
皆さんも童心に返って蛍観賞に出かけられてはいかがでしょうか。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長から一言
 【2】 社員Yさんの業務報告
 【3】 セミナーのご案内
 【4】 リゾプレ編集員が往く
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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│【1】 社長から一言
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会社はお客様の為に存在する
                           2008年24号
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約20年ほど前に、神奈川県で大規模な消費購買調査を実施したことが
あります。その中のある回答者の意見に「私の家から近くのコンビニ
まで10分も時間がかかるので、もっと近くにコンビニをつくって欲しい」
という要望が明記されていました。
その時は、随分わがままな意見だと感じた事を今でも覚えています。
しかし現在は、都心・住宅街だと5分圏内にはコンビニが存在し、更に
宅配まで行っている事例すらあります。
少子高齢化が進む中で、近くて便利というニーズは更に高まり、主力
ターゲットを高齢者にした新しい業態も生まれてきています。

SC(ショッピングセンター)業界も、あと数年で3000施設に
なろうとしています。
数年前、「SC全盛の時代」と言われたのは記憶に新しいと思います。
先日、ある大手SC企業のトップが全国で100施設を閉店し、中国
市場を拡大するという報道が流れました。
SCの大量出店で地域の商店街は崩壊し、SC独壇場になった地方都市
も少なくはありません。
しかし、無秩序な競合出店によりSCの業績、効率は決して良いものでは
ありません。
採算に合わないから、という理由で撤退してしまうと、その町の生活者
の利便性は根底から崩れてしまいます。
商業は地域の生活・文化・福祉等様々な役割を担っています。
昔の商業者の経営理念には必ず「お客様の為に」という熱い想いが
盛り込まれていました。
今はどうでしょう?

企業の拡大は「膨張」と「成長」の二種類のパターンがあると思います。
今までその企業が、お客様の為に人材力・経営能力を伴った「成長」を
してきたのか、会社の拡大のために人材力・経営能力を無視した「膨張」
をしてきたのかが業績を含め色々なカタチで露呈してくると思います。
資源の高騰、人材不足、景気の低迷等外部環境は厳しいものがあります。
この状況は、更に厳しくなっていく事でしょう。
しかし、それはピンチであると同時にチャンスとしてしっかり捉える
必要があります。
消費者・生活者の厳しい選考会が始まったと考えれば、選考会に残る
価値のある企業であればチャンスなのです。
お客様の為に、変化に対応・適応できる企業になる必要があります。

企業は、ある規模、年数を経ると変化が出来なくなります。
「お客様の為にお店が存在する」という視点から
「お店の為にお客様が存在する」という視点になってしまいます。
それも無意識に...。
この時点でその会社の存在価値は無くなっているのです。

経営の真の課題は「お客様の為に環境変化に素直に適応する事」に
尽きるのではないかと最近考えます。
そのためには自らを含め、「学び続け変化を先取りする人づくり」を
急ぐ必要がありそうです。

                      株式会社リゾーム
                      代表取締役 中山博光

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│【2】社員Yさんの業務報告
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経営企画チームのYKです。
私の所属するチームは、会社が組織として活動していくための広範囲の
業務を行う部署です。
私が担当している「経理部門」の業務では、積み上がる数値を味方に
つけるため、客観的に、そしてロジカルに物事を考える事が要求されます。
数値データや情報を駆使し経営の意思決定をサポートするスペシャリスト
といきたいところですが、実情はまだまだ修行の身で、結果がすぐに
出ない仕事へのモチベーション維持にも一工夫が必要です。
5月初旬、弊社の今後のサービスレベル向上にむけ、ユーザー様に
アンケートのお願いをさせていただきました。皆様には大変お忙しい
中、貴重なお時間を割いてご回答をお寄せいただき誠にありがとうござい
ました。電話やファックス・メールで直にいただくお声からは
お客様と繋がっている自社の現場の姿が様々に映し出され、大きな学びや
モチベーションの源をいただきました。

チームのスペースの片隅に「明日をひらく言葉」という小さな日めくり
カレンダーがあります。今日のページには「本物は続く、続けると本物
になる」と書かれていました。皆様からいただいた一つ一つのお声を
大切に、長く親しまれる本物の企業を目指す会社の一員として今後も
学びを積み上げて行きたいと思います。

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│【3】セミナーのご案内
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1.プリント・メーリング委員会セミナー
 〜事例研究〜
 『流通小売業におけるダイレクトメールの最新有効活用手法』
会期:2008年6月10日(火)13:00〜17:00
会場:東京国際フォーラム ガラス棟G-602
  → http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
定員:60名(申込先着順)
費用:1名につき3,000円※当日持参下さい。領収書をご用意いたします。

この度弊社は、社団法人日本ダイレクト・メール協会主催による、本
セミナーを協力企業として開催する運びとなりました。
セミナーでは、「商圏特性を活用したマーケティングの概論と活用事例」
を徹底的にご紹介をさせていただきます。効果のあるダイレクトメール
を実現するために何が必要か?そのためにどのようなマーケティングを
実践していけばよいのかという情報をお土産にしていただければ幸いです。
また、弊社、代表中山も第2部で講師を務めさせていただきますので、
この機会をお見逃しなく。
なお、当セミナーへの参加をご希望される方は、下記アドレスより
申込用紙を印刷していただき必要事項をご記入の上、
社団法人日本ダイレクト・メール協会宛にFAXでご送信下さい。
(送信先:DM協会・03-3584-3909)

●詳細はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/seminar_080610.html

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2.「デベロッパースキルアップセミナー」

会期:2008年6月19日(木)13:00〜17:00
会場:メルパルク大阪 6階鶴亀会場
 → http://www.mielparque.jp/osk/access.htm
おかげさまで毎回好評を頂いている本セミナーですが、第3回大阪開催が
決定しました!
SC業界における、デベロッパーとテナントとのコミュニケーションに
対する注目度の高さを実感しております。

------------------◆アンケート内容一部ご紹介◆------------------
【第1回目:2007/10/3開催】
・研修内容について満足と答えた方は⇒94%(32/34人中)
・自社で面談スキルを活用したいと答えた方は⇒85%(29/34人中)

【第2回目:2008/2/21開催】
・研修内容について満足と答えた方は⇒95%(19/20人中)
・自社で面談スキルを活用したいと答えた方は⇒100%(20/20人中)
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※残り6席(5/29日時点)となっていますので、お早めにお申込みください。
●詳細はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/seminar_080619.html

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│【4】リゾプレ編集員が往く
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先日とあるSCで、来店したお客様の似顔絵を書いてくれるというイベン
トが実施されました。
一見どこにでもあるイベントのようですが、実はこのイベントには顧客
の囲い込み施策がふんだんに盛り込まれているのです。
というのもこのイベント、参加条件が『施設のポイントカードを持って
いること』。カードホルダーの会員様のみ、似顔絵を書いてもらえると
いうイベントなのです。
中にはそうとは知らずに列に並んでいたお客様もいますが、参加条件を
アナウンスするや入会カウンターに走るお客様が多数いたといいます。
あらかじめカードを持っている人の来店を促す効果はもちろん、
イベントが盛り上がれば盛り上がるほど、新規のお客様の入会促進と
カードを持つことへのモチベートができる。
新規顧客にも既存顧客にも喜んでもらえる、まさに一石二鳥のイベント。

限られた販促費をいかに有効に使うかは、小売業の方が頭を痛めるテーマ。
販促の最大効果を狙うために、イベントを短期の集客装置で終わらせずに、
アイデア次第で次へつなげる施策に変えることができた好例の一つと
いえるのではないでしょうか。

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│【5】教えて!エクセル先生
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今回はグラフ作成の第2回目です。円グラフを見やすくする便利な機能を
紹介します。
色付けを変更したり、データラベルを付けたり、さらに自分好みに
カスタマイズしたグラフをいつでも作れる方法も紹介します。
見やすいグラフが素早く作れるようになれば、プレゼン能力も一気に
アップしますよ。

ぜひ、チェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press024.pdf

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│【6】リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご高覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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