メールマガジン

リゾームプレス 第145号

2018/07/31
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         RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム>
          『今を活かし、未来を創造する。』

                     2018/7/31配信 〔Vol.145〕

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このメールマガジンは、弊社スタッフと名刺交換をさせていただいた方々、
又は弊社展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後、本メールマガジン配信不要の方は、末尾をご覧ください。

このたびの西日本豪雨災害による被害を受けられた皆さまに
謹んでお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
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◇◆topics◆◇
【1】 社長からの一言
   「重要であるが、緊急でない事」の大切さ

【2】 【特別寄稿】「ヒビヤ セントラル マーケットに込めた有隣堂の思いとは」
   https://sc-trend.jp/2018/07/13/about_hibiya-central-market/

【3】 ユーザ様向け 操作研修のご案内(8月~9月)
   https://www.rhizome-e.com/m/seminar/pdf/seminartokyo145.pdf

【4】 今月の「教えて!Office先生」
   「図形の合成」の利用したイラスト作成について
   https://www.rhizome-e.com/m/pdf/press145.pdf

【5】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
   https://www.rhizome-e.com/topics/press/

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┏┏  1.社長からの一言
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「重要であるが、緊急でない事」の大切さ
                            2018年145号
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この度、数十年に一度という甚大な被害を与えた豪雨は、災害とはあまり
縁のなかった「晴れの国 岡山」の風景が一変する事態を巻き起こしました。
被災された皆様、そのご家族の方々には心からお見舞い申し上げます。

交通網の分断、断水等、生活インフラの復旧にかなりの期間を要する地区も
あります。
特に物流の大動脈であるJR山陽本線が分断されおり、全線の運転再開予定は
11月になるという深刻な事態となっております。

今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と
被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

また皆様から弊社従業員、ならびにその家族の安否確認、激励のお電話、
メールを沢山頂き、厚くお礼申し上げます。

弊社従業員及びその家族はお陰様で、全員なんとか無事でした。
倉敷市真備町で浸水した役員宅もありましたが、被災翌日から従業員有志の
協力もあり、復旧支援をすすめています。

私たちにとって、大切な時間管理(自分の時間をどのように使うか)について、
物事を重要度と緊急度の二軸で、更に四つの領域に分けて考える事の大切さを
「七つの習慣」の筆者スティーブン・R・コヴィー氏は述べています。

<四つの領域>
  第一の領域 重要であり、緊急な事
  第二の領域 重要であるが、緊急でない事
  第三の領域 重要でないが、緊急な事
  第四の領域 重要でない、緊急でもない事 です。

  当たり前の事ですが、私たちは、第一の領域を最優先で取り組みます。
  大きなトラブル、危機や災害等の発生ですから、何を差し置いても所属、階層に
  関係なく全員が総力を挙げて取り組まなければならない状況(時間)です。

  しかし、スティーブン・R・コヴィー氏は、最も大切な時間管理は、第二の領域
  「重要であるが、緊急でない事」にフォーカスして取り組むべきであると
  述べています。
  これが、「備え(危機管理)」の部分です。
  特に、リーダー層が意識して確保しなければならない時間配分の最も重要な領域
  です。

  ここをしっかり取り組んでおく事により、第一の領域の比重(リスク)を格段に
  削減することが出来ます。
  最悪の状態が発生した際に、「どうしたらそれを回避できるのか?」
  「もしその状態になったらどう対応しなければならないのか?」を想定し、
  事前にしっかり手を打っておく事です。

  正に「事後の百策より事前の一策」です。

  この度の西日本豪雨災害は、正直想定外の大災害でした。
  私自身、リゾーム本社がある岡山県は「災害の無い日本一安全な県です」と、
  浅はかにも常々吹聴していました。お恥ずかしい限りです。

  しかし、今回冠水した岡山県の倉敷市真備町は、過去にも同じ河川が繰り返し
  氾濫し、危険を知らせる倉敷市の洪水ハザードマップは、今回の水没とほぼ同じ
  浸水域と水没レベルを示していたのです。

  避難者の方へのTVのインタビューでも、真備町の洪水ハザードマップの
  存在そのものを知らなかった方が、たくさんいらっしゃいました。
  知っていた方も、まさかそのような水害に自分が巻き込まれるとは、
  夢にも思っていらっしゃらなかったようです。
  本当に無念な気持ちでいっぱいです。

  日本では、災害について安全な場所など何処にもありません。
  災害は、他人事ではなく、常に自分の目の前に迫っている現実だったのです。

  私自身、今回の豪雨は広島県の福山で体験しましたが、尋常ではない雨と、
  鳴り響く緊急避難メールで不安な一夜を過ごしました。
  実際、周辺の道路は水没し車も出せず、深夜の避難移動はとても危険な
  状況でした。
  福山には芦田川という大きな河川があり、一時期は危険水域まで達し、もう少し
  水位が上がったら氾濫して福山市内も更に甚大な被害になる可能性もありました。

  日本では震災、災害は必ず発生します。防ぐことは出来ません。
  異常気象の影響で、災害の頻度と大きさは、今後、更に深刻な事態になりそうです。

  最悪の状態を想定して、「どうしたら命を守れるか?」、「どうしたら被害を
  最小限度にできるのか?」、「もしその状態になったらどう対応しなければ
  ならないのか?」を、自分で考え、しっかり備え、早めに判断し、
  速やかに行動する事が必要です。

  今から日本は災害だけではなく、さまざまな分野で「限界を超える」危機が本格的に
  押し寄せます。
  人口減少、超高齢化、介護人口増加、認知症患者の増加、税負担の増加、人材不足、
  行政の破綻、バブルの崩壊等、誰もが予測している重要な危機です。

  「第二の領域 重要であるが、緊急でない事」からすでに
  「第一の領域 重要であり、緊急な事」になってきているのではないでしょうか。

                         株式会社リゾーム
                          代表取締役 中山博光

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  │  ◇ご案内◇
  │  『社長からの一言』は「転送」を歓迎いたします。
  │  内容をお伝えしたいお知り合いの方がいらっしゃいましたら、
  │  出典を明記の上、ぜひご案内くださいませ。
  │
  │        ▼過去の『社長からの一言』はこちら▼
  │      https://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/
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  ┏┏  2.【特別寄稿】「ヒビヤ セントラル マーケットに込めた有隣堂の思いとは」
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  今年3月開業の東京ミッドタウン日比谷。魅力的なテナントやイベントが
  常に話題になる中、特に注目を集めているのが「HIBIYA CENTRAL MARKET」。
  書店である株式会社有隣堂様が初めて手掛けた複数業態の店舗です。
  眼鏡、アパレル、理容室、居酒屋、キオスク、雑貨・書籍、イベントゾーンが
  集まったエリアで、さながら1つの「街」のよう。

  この新しい試みへの開業秘話を、プロジェクトのスタートから携わってこられた
  ご担当者に語っていただきました。
  「ヒビヤ セントラル マーケットに込めた有隣堂の思いとは」
  https://sc-trend.jp/2018/07/13/about_hibiya-central-market/

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  『SCトレンド研究所』とはリゾームが運営するSC業界のシンクタンク。
  SC・百貨店におけるショップ出退店の統計的な分析・研究を始め、
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  ◆◇オススメ記事!

  ・都市型ショッピングセンター、成功のカギは何か?
  【第1回SCトレンド座談会 後編】
  https://sc-trend.jp/2018/07/01/round-table_talk_about_sc_trend_vol2/

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  【海外最新事情コラム第3弾】
  https://sc-trend.jp/2018/07/23/new_sc-trend_from_australia/

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  前回、「図形の合成」紹介したの操作方法と種類を利用して、
  第三弾として「図形の合成」の利用したイラスト作成についてご紹介します。

  ぜひチェックしてみてください。
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  ┏┏  5.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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  今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
  ぜひご覧ください。
  https://www.rhizome-e.com/topics/press/
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