メールマガジン

リゾームプレス 第135号

2017/09/27
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         RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム>
          『今を活かし、未来を創造する。』

                     2017/9/27配信 〔Vol.135〕

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このメールマガジンは、弊社スタッフと名刺交換をさせていただいた方々、
又は弊社展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後、本メールマガジン配信不要の方は、末尾をご覧ください。

だんだん肌寒くなり、熱燗が美味くなるこの季節、お酒が飲めるイベントが
増えてきますよね。
岡山でも県内の蔵元・醸造所が集まり、作り手と飲み手が大宴会をする「酒
まつり」や「地酒の祭典」などさまざまな催しが開催され、気分を盛り上げ
ます!
「日本酒の日(10月1日)」に向けて、おいしいお酒で皆で乾杯!といきたい
ですね。
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◇◆topics◆◇
【1】 社長からの一言
【2】 週刊東洋経済 2017年8/26号、9/23号 ファッション
    テナントの退店傾向が特集記事に    
【3】 <水曜・木曜の開催決定>10月〜12月SC GATE活用無料セミナー
   「最新データで読み解く!テナント出退店のトレンド2017」
【4】【リゾームユーザー様限定企画】データ分析無料個別相談会
【5】 ユーザ様向け 操作研修のご案内(10月)
【6】 教えて!Office先生
【7】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏  1.社長からの一言
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「会社は終わりのないドラマ」
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激変する時代変化の中で、会社を評価することは大変難しい事だと思います。
同じ会社でも、時代背景、競合環境、技術革新等で、業績や優位性は大きく変
動します。

日本経済を牽引してきた大企業、老舗企業、有名企業等の盛衰を目の当たりに
すると、長期的に勝ち残れる会社の評価とはどうあるべきか、改めて考えさせ
られます。

私なりの評価方法として
①その会社が日々どういう意思決定・経営活動をしているのか。
②それは、どのような価値観、信念、経営理念でなされているのか。
③そして、どのような結果・人材を残したのか。 を意識しておこなうように
しています。

そうした中で、日本電産(株)の永守社長の経営には目を見張るものがあります。

1998年に初版本が出て、今年3月に再発行された永守重信氏の『「人を動かす
人」になれ!』(三笠書房発行)は、時代を超えても色あせない経営の実践書で
す。

業界No1企業として、結果と人材を出し続ける創業経営者の永守社長の信念、
組織論、マネジメント手法は独自性の中にも本質があり、特に「会社各部門の
役割」には、新たな気づきを沢山頂きました。

『「人を動かす人」になれ!』より
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絶対忘れてはならない。指示を出す手順

 わたしは「会社は終わりのないドラマ」だと思っている。
 最初はまったくの白紙の状態から、スタッフを集めてどんなドラマをつくる
 のかというイメージを描き、シナリオをつくってキャストを選んでいく。
 テレビのドラマなら本番が終わればそれですべてが終了するが、会社の場合
 はエンドレス。毎日がリハーサルと本番の繰り返しだ。

 各部門や社員一人一人には、ドラマと同じように役が与えられる。
 その役を見事に演じきった人は喜びや満足感も大きくなるが、それよりもは
 るかに大きい感動は、全員の心が一つになって、自分たちの演技に自分たち
 で酔いしれてしまうことであろう。

  しかし、なかに一人でも、「どうせつくりものなのだから」と手を抜いた
 りイヤイヤやる人間がいると、それですべてがぶち壊しになってしまう。
 こんなところも会社とドラマの共通点である。

 では会社における部門の役割とは、いったい何か。それを永守流にまとめた
 ものが、次の「会社各部門の役割」である。

 ・利益を生み出すのは製造部門
 ・会社の将来をつくり出すのは技術開発部門
 ・会社を成長させるのは営業部門
 ・よい会社に導くのは間接支援部門
 ・会社を強くするのは経営者
 
 エッセンスだけを凝縮し、簡単明瞭にまとめた。各部門のリーダーはこの短
 いセンテンスの上っ面だけではなく、奥にある深い意味も読み取ってほしい。

  たとえば、製造部門は利益を生み出すとなっているが、そのためには価格
 やコストダウンはもちろんのこと、品質や納期、ヒト、設備、他部門との連
 携なども含めて利益アップを図っていく必要があるということだ。

  まずは、言葉の意味を正確に理解する。そして、自分なりの解釈を加えて
 部下一人一人の仕事のなかに落とし込んで、具体的に何をすべきかの目標を
 与えて、指示を出す。指示も出しっぱなしにするのではなく、進捗具合のチ
 ェックやフォローも行い、目標を達成するまで見届ける。これがリーダーの
 本来やるべき仕事で、目標設定や指示が適切であれば部下は必ず動く。

 この手順を忘れてはならない。
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日本電産(株)では、創業間もない頃「早飯試験」、「大声試験」、「便所掃除
試験」で世間から随分ひんしゅくを買うような採用試験を実施していた時期が
ありました。

当時、私はこの採用試験の話を聞いて随分無茶な採用試験をする会社があるも
のだと、世間と同様にひんしゅく気味な感想を持ったことを覚えています。

しかし、その根底にある「ベストを求めず、徹底的にベターを追求する」とい
う永守社長の信念と、熱意にあふれた取組みは認識できていませんでした。
現在までの日本電産(株)の経営活動の推移、節目ごとの結果を見て、その偉大
さを改めて納得させられました。

「早飯試験」等で採用されたバイタリティ溢れる積極人材は、その後の日本電
産(株)の発展に大いに貢献してきました。
正に永守流の「歩」を「ト金」にする経営です。

この人づくりのノウハウは、日本電産(株)が世界規模で多くの企業をM&Aして
いく中で、確実に業績を改善させ、強固な企業として再生させる力になってい
ます。

企業経営は「人で始まり、人で栄え、人で変わり、人で終わる。」という宿命
と対峙する、最高の長編ドラマですね。

                       株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光
                 
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│ ◇ご案内◇
│ 『社長からの一言』は「転送」を歓迎いたします。
│   内容をお伝えしたいお知り合いの方がいらっしゃいましたら、
│   出典を明記の上、ぜひご案内くださいませ。
│
│       ▼過去の『社長からの一言』はこちら▼
│      http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/
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┏┏   2.週刊週刊東洋経済 2017年8/26号、9/23号 ファッション
          テナントの退店傾向が特集記事に    
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週刊東洋経済 2017年8/26号『深層リポート SCの憂鬱』、9/23号『第1特集
メルカリ&ZOZOTOWN 流通新大陸の覇者』はご覧になられましたでしょうか?
後者は20頁に及ぶ、取材に力が入った深い特集記事でした。
ファッション業界では2015年度から2016年度にかけて大手アパレル企業で不振
ブランドの整理が行われるといったニュースもありました。

テナントの出退店データを毎月追跡しているリゾームのデータベース
「SC GATE」の2016年度既存店2355SCを対象とした分析結果によると、ファッ
ション大業種が1200店以上の店舗数減少となり、増減率でのマイナス側への大
きな振れが目立ちます。
ただ、出店と退店を別々にみると3300店以上の出店があるのにもかかわらず、
それ以上に4500店という退店が響き、結果的には1224店の減少となっているの
です。そして、この出店数・退店数はいずれの大業種の中でも最も大きな値と
なっています。

特集記事では、SC・百貨店が旧大陸、メルカリ&ZOZOTOWN が新大陸として新旧
交代のゲームチェンジが起きている、と描かれています。
消費者は何を求めているのか。

リゾームは、2013年3月から出退店データを蓄積し始め、業界動向を追跡してい
ます。70業種の出退店動向の分析結果をまとめた「SC GATEレポート2016」から
ファッション動向について東洋経済特集にデータ提供いたしました。
時代の変化を読み、次の打ち手を考えるため、ぜひレポートをご活用ください。

SC GATEレポートについてはこちら
https://goo.gl/FZ85ws

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┏┏   3.<水曜・木曜の開催決定>10月〜12月SC GATE活用無料セミナー
    「最新データで読み解く!テナント出退店のトレンド2017」
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全国約4500商業施設(※)、18万ショップの出退店データを搭載する「SC GATE」
各商業施設のマーケットレポートも搭載し、すでに4年を超えるデータの蓄積
によりSC・百貨店のショップ出退店情報を時系列で追えるWebサービスです。
各種検索・比較機能も充実していますので、多くのテナントリーシング・出店
戦略ご担当者様に、"攻め"のツールとしてご活用いただいております。
(※このうち出退店データ搭載は約3195商業施設です。)

本セミナーはSC GATEの抽出データから見たトレンドの説明の後、実際にPC操
作体験をしていただく充実の内容で、開始以来、多くの参加者様にご満足頂い
ています。このたび10月以降の日程を決定し、今回は水曜・木曜の日程をご用
意致しました。是非、同僚・部下の皆様をお誘いいただいてのご参加をお待ち
しております。

◆こんな方におススメ
・最近のトレンド情報をキャッチしたい方
・SC GATEの活用習熟を目指していらっしゃる方
・リーシングのヒントを探りたい方

◆内容(講義&体験となります)
第一部 15:30〜16:30
「業種別ランキングから見る、昨今の出退店トレンド」
ファッション、物販、サービス、飲食・・・ SCへ出店が多い業種や、具体的
なショップ・ブランドは? SC GATEに蓄積しているデータからの、具体的な数
値でご説明します。

第二部 16:35〜17:30
「SC GATE操作体験/気になるSC・ショップの動向をリサーチ」
あのSCの業種構成は?あのショップ、近隣エリアではどこに出店?
他のSCでの、今までの出退店動向は?実際にSC GATEを操作してリサーチして
みよう!
出店してほしいショップ・気になるショップを、リストアップしてみよう!
(リストアップしたデータは、リーシングリストとして出力もできます。)

※参加者特典として、"業種別出店ランキング"をお渡しします。
※操作用のPCは弊社にてご用意いたします。
※途中退出も可能です。


◆開催日時:2017年10月11日(水)15:30〜17:30
           26日(木)15:30〜17:30
           
         11月16日(木)15:30〜17:30
         12月 7日(木)15:30〜17:30

◆開催場所:株式会社リゾーム 東京オフィス 会議室

◆セミナー詳細のご案内・お申込用紙はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/seminar/pdf/1710scgatetrendseminar.pdf

◆申込方法:担当までお電話いただくか、上記セミナー詳細PDFを
      ダウンロード後、申込書に必要事項を記入いただき、
      メール・FAXにてお申込みください。

 ※各回定員10名になり次第お申込みを終了させていただきます。
   ※システム関連、コンサル関連の会社様のご参加はご遠慮ください。

◆担当:東京オフィス/高坂   TEL:03-3523-1128 FAX:03-3523-1165
               E-mail: seminar@rhizome-e.com

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┏┏   4.【リゾームユーザ様限定企画】データ分析無料個別相談会
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日々の業務の中で、膨大なデータの活用方法にお困りではないですか?SC業界
で26年、売上やポイントカード分析、トレンド傾向などのあらゆる分析を手が
けてきたリゾームが、館の課題を解決に導く"データ活用ノウハウ"をご提供
します!

◆こんな方にオススメ
・システムの操作方法はわかるが、データ分析の切り口が解らない。
・現場の課題は明確だが、データの分析結果と結びつかない。
・データ分析の担当になったが、何から手をつければいいか判らない。
・データを分析する時間がなく、分析作業やレポート作成を外注したい。

◆内容  :①データ分析個別相談会
      ②データ分析の考え方のレクチャー

◆相談費用:無料

◆開催日時:随時開催。お気軽にご相談ください!

◆開催場所:株式会社リゾーム 東京オフィス 会議室

◆相談会詳細のご案内はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/seminar/pdf/1706dataconsultation.pdf

◆申込方法:各営業担当に直接ご連絡いただくか、
      r-seminar@rhizome-e.com宛てに以下の内容をご記入のうえ
      メールでお申込みください。
 <記入事項>
 ①お困りの内容、相談したいこと
 ②相談会の希望日程

◆担当:東京オフィス/砂川    TEL:03-3523-1128
                            E-mail:seminar@rhizome-e.com

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┏┏   4.ユーザ様向け 操作研修のご案内(10月)
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「戦略会議シリーズ」「戦略会議NEXT」操作研修の10月開催のご案内です。

システムユーザ様はどなたでもご参加いただけますので、是非ご検討下さい。

◆セミナー詳細のご案内はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/pdf/seminartokyo135.pdf

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┏┏  5.教えて!Office先生
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プレゼンする時は緊張したり、不安になったりしますよね。
そんな時は台本やメモとして利用できるPowerPointの「ノート」機能が便利で
す。今回は「ノート」の作成方法を2通りご紹介します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press135.pdf   

過去のOffice先生の講義を受講されたい方はこちら
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/xlsteacher/

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┏┏  6.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/press/
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