社長の一言集
第229号「素直が成長の源、忍耐が成長の肥やし、思考が成長の要諦。」
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「素直が成長の源、忍耐が成長の肥やし、思考が成長の要諦。」
2025年229号
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7月20日の参議院選挙は、大方の予想通り与党の過半数割れで、歴史的な政治の分岐点が訪れたようです。
今後、日本はトランプ大統領による関税問題、それに伴う景気減速、原材料や人件費の高騰、高齢化・人口問題、貸し渋り・金利上昇等、解決すべき課題が山盛りです。
こうした課題への取り組みは、あらゆる場面での物の出入り、人の出入り、お金の出入りをいかに活かすか、新たな価値をいかに生み出すかにかかっています。
藤尾秀昭著『人生の大則―この世に絶対不変の真理はあるだろうか?―』(2014年 致知出版社 刊)より
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太古から今日まで、生命は一貫して二つの原理によって存在している、といわれる。
一つは代謝であり、もう一つはコミュニケーションである。代謝によってエネルギーをつくる。
コミュニケーションによって新しい生命を生み出す。この二つの原理によらなければ、あらゆる生命は存在し得ない。
この生命を生命たらしめている二つの原理は、人間の幸福の原理と対をなすように思われる。
即ち、あらゆる面で代謝(出と入)をよくすること。
そして物を含めた他者とのコミュニケーションをよくすること。そこに人間の幸福感は生まれるのだ。
聖賢(せいけん)の教えは、極論すれば、この二つを円滑にするための心得を説いたもの、とも言える。
脳の専門医、林成之(なりゆき)氏は、どんな人の脳も三つの本能を持っている、という。
一は「生きたい」
二は「知りたい」
三は「仲間になりたい」という本能である。
この脳の本能から導き出せる「脳が求める生き方」は一つである。
「世の中に貢献しつつ安定して生きたい」ということである。
脳の本能を満たして具現するこの生き方は、そのまま人が幸福に生きる道と重なり合う。
そこに大いなる宇宙意志をみる思いがする。
遠くから来た私たちは、宇宙意志のもとに、幸福を求めて遠くまで歩み続けているのかもしれない。
最後に、四十年ハガキ道を伝道してきた坂田道信さんの言葉を紹介する。
「どんな人と一緒になっても、どんなことに出くわしてもつぶされない人格をつくり、幸せに楽しくいられるような人になりたい」
大人の幸福論を説いて、これ以上の言葉はない。
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幸せという言葉は、人によって色々な解釈があると思いますが、私は「幸せとは、色々な経験をしながら成長していくこと」だと定義しています。
色々な経験により、人生の喜怒哀楽をかみしめ、そこから多くの気づきや学びを得ることが出来ます。人との出会い、良い書物との出会いも大切な経験になります。
しかし、最も大切な経験があります。それは、「大義のもとに、自分が長年積み重ねてきた数々の知識や価値観、繋がり、そして思い込みを捨て去る」という経験です。
人生は、新たな刺激を素直に取り入れる「入」と、それを受け入れ、しっかり考えることによって、古い価値観や不要なものを潔く手放す「出」によって、常に新たな成長を続け、真の幸せを得ることができるのではないかと思います。
誰も経験したことのないこの時代を、更なる成長のチャンスにできるか。
私たちの真価が問われます。
素直が成長の源、忍耐が成長の肥やし、思考が成長の要諦。です。
株式会社リゾーム
代表取締役 中山博光