社長の一言集

第03号 『企業文化について』

2006/08/22
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『企業文化について』         
               2006年08月22日 03号
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お盆を過ぎて残暑を残しながらも、街は秋物の展示に
変わりつつあります。皆さんお元気でしょうか。
リゾームは現在、東京営業所と、岡山本社の2拠点で
営業活動を行っています。
手前味噌ですが、リゾームという会社は、勉強が好きな会社で
私を含め幹部は年間で最低30日以上は、他の研修企業へ勉強に
通っています。
東京のメンバーは、都内での各種勉強会へ行く機会に恵まれて
いるのですが、岡山のメンバーはなかなか勉強のためだけに
東京まで、という訳にはいきません。
それで、二ヶ月に一度のペースで専門の業界講師や
私どものお客様を岡山までお招きして、パートさんを含め
全社員参加で自社セミナーを開催することを続けています。
8月11日のお盆前にも、東京の電鉄系のお客様にご来社頂き
有意義なお話を聞かせて頂く機会がございました。
今回のセミナーで大変感銘を受けたのは、マンション等の
沿線開発で、地元の反対があったら説得を続けて賛同を得て
でないと絶対にその開発はすすめないというお話です。
「私たちは、線路を抱えて逃げることは出来ない」
という言葉が印象的でした。
企業としての責任感、理念からこのような姿勢が生まれている
のでしょうが、とても素晴らしい事だと思います。
消費者の利便性を御旗に、強引な開発が全国各地で行われて
来ましたが、その開発行為が正しいものかそうでないかは
時間の流れに任せるとして、私たちは企業としての文化、理念
存在価値を深く胸に刻んで、経営に当たることが不可欠だと
確信します。
儲かるか、損をするかではなく、正しいか正しくないかという
価値基準、経営の姿勢が、今問われています。
ショッピングセンター経営も、プロパティマネジメント等の
新しい経営・管理スタイルに変化する中で、経営理念を機軸に
コアコンピタンス経営を目指さなければならないと思います。
セミナーに限らず、私どもリゾームは沢山の素晴らしい
お客様に恵まれ、現場で日々色々なことを学ばせて
いただいています。
この場をお借りして、心から感謝申し上げます。
「今を活かし、未来を創造する。」がリゾームの経営理念
ですが、改めてこの経営理念を心に刻み、実直に日々の活動に
取り組んでまいりたいと存じます。

                株式会社リゾーム 
                 代表取締役 中山博光

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