社長の一言集
第39号 経営は自信を持つこと
2009/08/26
---------------------------------------------------------------------- 経営は自信を持つこと 2009年39号 ---------------------------------------------------------------------- 「人に大切なのは、自信を持つことだ。私は孤児院にいて、街をうろついて 食い物をあさっていたときでも、自分では世界一の大役者ぐらいのつもりで いた。自信を失くしてしまったら人は打ち負かされてしまう」 世紀の映画俳優、チャールズ・チャップリンの言葉です。 人生の成功は自信なくしてはありえないということを自らの体験で語っています。 同じように自社の能力を最大限に発揮させ、この困難を乗り越えていくために 経営者、企業は揺るぎない絶対的な自信を持つことが必要です。 絶対的な自信とは 1.世(お客様)のために経営をしているという自信 2.人(従業員・お取引様)のために経営をしいているという自信 3.自分たちの商品・サービスに対する自信 4.自分に対する自信 です。 郡是、国誉という会社をご存知でしょうか? ご年配の方は気付かれたでしょうか。 グンゼ、コクヨとカタカナにするとお分かりですね。 グンゼは明治29年(1896年)に創業者の波多野鶴吉氏が小学校の教員を していた時に、夜なべ仕事の重労働で授業中に居眠りをする子供の存在を知り、 生まれ故郷の貧しい人々に教育の場と、豊かな幸せを実現したいとして 製糸事業を立ち上げたのが創業のきっかけでした。その事業を通じて国を 富ませるために「国に国是、県に県是、郡に郡是あるべし」という言葉に 感銘を受け「郡是」という社名を決められたようです。 コクヨの創業は、明治38年(1905年)。創業者黒田善太郎が和式帳簿の 薄利な表紙店を開業したのが始まりです。「表紙店」とは、その名の通り 割の合わない商売でした。しかし創業者は、「人の役に立つことをしていれば、 必ず受け入れられる」という信念をもって事業に打ち込みます。 昔の国誉の商標「朝日ににおう山桜」には「自分の立身出世を温かく 見送ってくれた郷里越中富山のほまれ(誉)とならなければならない」 という、創業者善太郎氏の思いが込められていました。 いずれの会社も「世の中のために」を基本に、事業に取り組み100年企業を 実現されています。 目先の利益、損得で経営している会社は、世の変化に翻弄されて100年企業に はなれません。 今、流通業は一部の会社を除いて闇の中を模索しています。 経営者・幹部・従業員は一丸となって世の変化をしっかり受け止め、確固たる 自信を持って、新たな未来へ向けた光を見出す事が必要です。 そのための、気づき、学びを頂くために9月に東京、大阪、福岡と三拠点で、 私の尊敬する素晴らしく自信あふれる講師の方々をお招きしてリゾームの 特別セミナーを開催します。 是非、自信がおありの方も、ない方もふるってご参加ください。 株式会社リゾーム 代表取締役 中山博光 +--------------------------------------------------------------+