社長の一言集
第142号 「理念経営による情報活用②」
2018/04/27
---------------------------------------------------------------------- 「理念経営による情報活用②」 2018年142号 ---------------------------------------------------------------------- 「社長からの一言」のメルマガも、今回で142号を迎えさせて頂きます。 第1号は2006年6月でした。 第1号のメルマガです。 ---------------------------------------------------------------------- 『理念経営による情報活用』 新たな時代のうねりの海に浮かぶ小船は、明日を模索する多くの企業の姿に 見えます。 日々刻々と変化する大海原で、経営者の舵取りひとつで一瞬に生死を分けるのが 企業経営だと言えます。 今の業績は、その会社の本当の実力なのか、市場のニーズに本当に適応して いるのか。 どれだけの経営者が確信を持って舵取りをしていると答えることが出来る でしょう? 経営には舵取りのための戦略(意思決定)が不可欠です。 私は、その戦略の源は「経営理念」だと思います。 理念なき、経営はあり得ない。 理念なき、戦略はあり得ないという事です。 戦略立案のために情報をもっと活用したいというお客様のニーズは確実に 増えているのですが、どの会社もなかなかカタチに出来ないという状態です。 これだけ情報化と言われる中で、情報を本当に活用出来ている企業は 少数であり、ほとんどの企業で大切な情報が眠っています。 何故なのか? 情報と経営理念は一つのものです。 経営理念の視点で、情報を分析し、戦略を立案するという事が、今からの 時代こそ、必要なのではないでしょうか。 戦略的な情報活用の大きな鍵がそこにあります。 未知の大海原で、お客様のための経営理念を掲げ、情報という羅針盤を活用し、 挑戦する心構えがあればどんな天候にも一喜一憂することなく、経営ビジョンに 向かって航海することが出来る。 それを実証していくことが、私のライフワークでありリゾームの存在価値に なりそうです。 ---------------------------------------------------------------------- 12年前のメルマガですが、改めて読み返すと当時から「経営理念」の実現のための 「情報活用」であるべきという思いが強かったことを、再認識させられます。 当時はビッグデータやAIという言葉はありませんでした。 私自身、情報を制する企業がここまでマーケットを凌駕するとは想像すら出来て いませんでした。 情報がビジネスの寡占化、独占状態の「覇道の経営」の道具になりつつあります。 人の幸せを目指し、理念を実践する「天道の経営」の道具になることを祈ります。 株式会社リゾーム 代表取締役 中山博光 +---------------------------------------------------------------------+