社長の一言集

第13号 『縁ありて学ぶ』

2007/06/20
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『縁ありて学ぶ』
                  2007年06月20日 13号
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 先月からご縁を頂き、ドラッカー博士の著作のほとんどを
翻訳、紹介された上田惇生先生の「ドラッカー博士の経営学講座」
の勉強会に参加する機会を頂きました。

印象的だったのは、よい組織とは、そのメンバーが
「われわれは何をもって憶えられたいか」ということを常に
考えている組織である、とドラッカー博士が述べらていた事です。
「何をもって憶えられたいか」を考えていると、毎日の一つ一つの
行動が少しずつ変わってくる。
それが積み重なって、5年後、10年後には組織だけではなく
人生も変わるという事です。
経営ビジョンとは、おそらくこの「憶えられたいゴール」
だと思います。売上、利益は目的ではなく、到達のための手段だと
認識しなければなりません。

又、経営者は「見る人」であるとも言っています。
全体を、外の世界を、お客様を、未来を見て、企画し、組織をもって
会社を「憶えられたいゴール」へ導かなければなりません。

ドラッカーの世界は大きくて捉えようがありませんが、経営者に
とっての最高の道しるべだと思っています。

先週、弊社の17期事業計画の全社会議を行いました。
今年入社の6名の新人、来年入社予定の3名の内定者の学生にも
参加頂き、活発な意見を交わし合いました。
年々成長していく従業員の姿は逞しく、人づくりの重要性を
身の引き締まる思いで感じた一日でもありました。

経営は、全ての人の学びと成長の場であり、幸せ実現の場であって
欲しいと願います。

                                      株式会社リゾーム
                    代表取締役 中山博光

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