メールマガジン
リゾームプレス 第88号
2013/09/30
--▼--------------------------------------------------------------▼-- RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 『今を活かし、未来を創造する。』 2013/9/30配信 〔Vol.088〕 --▲--------------------------------------------------------------▲-- このメールマガジンは、弊社スタッフと名刺交換をさせていただいた方々、 又は弊社展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、 ご了解いただいた皆様にお送りしております。 今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。 今から7年前(2006年)というと、トリノオリンピックで フィギュアスケート荒川静香選手が金メダルを獲り、 イナバウアーが流行語大賞に選ばれた年です。今から7年後の 2020年はどんな年になるのか想像するとワクワクしますね。 .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ◇◆topics◆◇ 【1】 社長からの一言 【2】 リゾーム通信 【3】 教えて!エクセル先生 【4】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内 .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 1.社長からの一言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ---------------------------------------------------------------------- 「もっと速い馬が欲しい。」 2013年88号 ---------------------------------------------------------------------- NTTドコモからiPhoneが9月20日より発売されました。 いよいよ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの3キャリアによる 熾烈な販売競争が始まります。 NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏は、他社と比べたドコモの強みについて 「ネットワーク」と「サービス」を強調しています。 iPhoneとiTunesを生み出したAppleとiPhoneの販売ノルマを課せられた 3キャリアの関係が、私には鵜飼の鵜匠と鵜の関係に見えてしまうのですが、 考え過ぎでしょうか。 そして思い出したのは、ドラッカー氏の定義する、マーケティングと販売の 違いです。 ピーター・ドラッカー博士『マネジメント』の著書より -------------------------------------------------------------------- これまでマーケティングは、販売に関係する全職能の遂行を意味するに すぎなかった。それではまだ販売である。 われわれの製品からスタートしている。われわれの市場を探している。 これに対し真のマーケティングは顧客からスタートする。 すなわち現実、欲求、価値からスタートする。 「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。 「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、 「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。 実のところ、販売とマーケティングは逆である。 同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。 もちろん何らかの販売は必要である。 だがマーケティングの理想は、販売を不要にすることである。 マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスに合わせ、 おのずから売れるようにすることである。 --------------------------------------------------------------------- しかし、顧客ニーズの理解は単純な事ではないようです。 アップルの創業者のジョブス氏は、自動車を普及させた立役者、ヘンリー・ フォード氏の言葉を好んで用いていました。 「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、 彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。」と。 交通手段が馬車だった時代、自動車を知らない人々は、早い馬を求め、 「自動車をつくってくれ」とは言わない。 客が欲しいと言う物ではなく、自分が欲しい物、客に欲しいと思わせるものを 自分で考えることが重要でクールだとジョブス氏は信じ、実践しました。 映画監督の小津安二郎氏の言葉に 「どうでもいいことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術は自分に従う。」 とありますが、まさにジョブス氏の経営は芸術であり、アートですね。 有名な「ハングリーであれ、愚かであれ」のメッセージに込められた意味を 「常に挑戦者であれ」、「多数派(顧客)の信じることに反してでも自分の信念に 従え」と解釈してみましたが、いかがでしょう? 2006年NBC出演のジョブス氏のメッセージより ------------------------------------------------------------------------- 何かをして、 それがとても上手くいったとする。 そしたら、 何か別の素晴らしいことを始めるべきだ。 あまり長くそこに留まっていちゃいけない。 次を探すんだ。 -------------------------------------------------------------------------- まだ未発表のアップルの次の作品としてジョブス氏は何を遺していたのでしょう? 期待を裏切るほどクールな作品を期待したいですね。 株式会社リゾーム 代表取締役 中山博光 ◆─────────────────────────────────◆ │ ◇ご案内◇ │ 『社長から一言』は「転送」を歓迎いたします。 │ 内容をお伝えしたいお知り合いの方がいらっしゃいましたら、 │ 出典を明記の上、ぜひご案内くださいませ。 │ │ ▼過去の『社長から一言』はこちら▼ │ http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html ◆─────────────────────────────────◆ ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 2.リゾーム通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リゾーム社員が仕事をする上で意識していること第15弾! 仕事に対する社員のこだわりをご紹介いたします。 ////////////////////////////////////////////////////////////////////// Aさんの仕事へのこだわりはズバリ「笑顔」だそうです。 いつも穏やかで、笑顔が印象的なAさんにも、過去の職場では、 色々仕事の事で悩んだり、苦しんだりした時期があったそうです。 多忙極める職場だったので、電話は鳴りっぱなし....。 忙しさで、つい顔の表情も暗くなりがちだった時に、上司からの一言が、 「忙しくても、笑顔を無くしてはいけない。」 それからは、常にこの言葉を心がけて仕事に取り組んでいるそうです。 「幸せだから笑顔になる。」ではなく「笑顔だから幸せになる。」 これの積み重ねですね。 有名なコンサル先生の「温顔無敵」という言葉がありますが、 今のAさんに敵はいません。 これからも社内にそしてお客様に対して笑顔で快く対応してくれると思います! ////////////////////////////////////////////////////////////////////// ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 3.教えて!エクセル先生 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は、Excel2007以降に追加された機能の一つである「アイコンセット」を ご紹介します。アイコンセットとは、セルにアイコンを表示させる機能です。 セルの値やレベルを視覚的に表現することが可能となりますので、基準値を 設けた上での動向を簡単に見ることができます。 ぜひチェックしてみてください。 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press088.pdf 過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから! ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 4.リゾームプレス・バックナンバーのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。 ぜひご覧ください。 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ■メールマガジンに関するご意見・ご感想・その他ご要望などは、 下記アドレスまでご連絡ください。 ⇒ mailto:magazine@rhizome-e.com .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. +--------------------------------------------------------------+