メールマガジン

リゾームプレス 第52号

2010/09/27
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                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2010/9/27配信 〔Vol.052〕

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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

朝夕が涼しくなり、残暑も少しずつ和らぎだしました。9月ももう下旬ですが、
やっと秋を感じられるようになった気がします。

さて、今月号から弊社社内報「リゾーム通信」の記事をご案内するコーナーが
始まります。社内報の記事は社員持ち回りで作成しておりますので、
バラエティに富んだ内容になるかと思います。
お時間あるときに、ぜひご一読いただければと思います。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 リゾーム通信
 【3】 セミナーのご報告
 【4】 教えて!エクセル先生
 【5】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏   1.社長からの一言
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 人生も経営も矛盾に満ちている 
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『韓非子』の一篇に、矛と盾を売っていた武具屋が、「この矛はどんなに硬い盾
をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と
誇って販売していた。その時ある客から「それではお前の矛でお前の盾を突けば
どうなるか?」と尋ねられて答えることができなかった。矛盾とはそんな故事から
できた言葉だそうです。

しかし、この矛盾は昔の話ではなく、私たちの日常でも日々起こっています。
日本も世界(特に中国)、国内共に矛盾に満ちた難しい課題を突き付けられている
のが実情です。

目まぐるしく変化する外部環境、競合環境の変化に対して、企業は課題を乗り越え
常に舵を切り続けなければなりません。

そのためには、矛盾も、変化も当たり前。
だから課題は常に生まれ続けるという現実を受け入れることが組織には必要です。

「課題を発見し、課題を共有し、課題に挑む」それが実践出来る組織が偉業を成
し遂げます。皆が課題を前向きに共有し、批評家を卒業した時に、矛盾を超える
何かが生まれるのではないでしょうか。

スティーブジョブス(Apple CEO)のスタンフォードでの卒業祝賀スピーチの締め
くくりは感動的なメッセージとしてネットで広がりました。

Stay hungry, stay foolish. (ハングリーであれ、愚かであれ)

常に挑戦する。矛盾やたてまえに翻弄される常識を、はみ出してしまうような器の
大きなバカになれというメッセージです。

矛と盾を売っていた武具屋は、その質問をした客の言葉に詰まらずに、
「だから、両方あなたが持てば最高の戦いが出来ますよ」と、すかさず話を切り替え
セット販売を勧めるべきだったのかもしれません。その客である戦士の最終目的は、
矛盾の答えではなく誰にも負けない武器を得る事なのです。そして武具屋は、次から
矛盾のある販売トークは変えるという学びを活かす事です。

ダライ・ラマ氏(チベット仏教最高指導者)は、このような言葉を残されています。
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個人でも集団でも、敵と思えるような相手に出会ったら、それを忍耐や寛容を与える
修行だと考える。
そのように考えると、敵(中国)は私たちの師であり、先生だといえる。
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矛盾に満ちた現在の中国との外交の参考に是非してほしいものです。

                        株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

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│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
│
│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
│
│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
│
│  第3位:「時は流れ、街は変化し、店は...。」(RHIZOME PRESS〔Vol.025〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto025.html
│
│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
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┏┏   2.リゾーム通信 〜世代で変わる買い物事情〜
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ガーデニング。某ブランドのバッグや財布。ゲーム、本。某アイドルのCD・DVD
グッズ。社内報担当の社員たちの中で、「どんなものにお金を使っている?」
というテーマで挙がった商品群です。
既に、お金を使っているものの傾向にばらつきが見えますが、
話を進める中で、世代間でのギャップがさらに明確になりました。

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例1)入社3年目の社員とその上司

上司:○万円の靴をきちんとお手入れして利用してます。
部下:普段着ている服、トータルでも○万円してません・・・。
   お手ごろな値段の服を着回してやりくりしてます。
■良い物を長く使う VS 安価な物を組み合わせて利用

例2)1児の母(お子さんは保育園児)

「以前は買い物が楽しくて、色んなお店に色んな人と出かけていたのですが、
 子供がいると、子供が行きたがる場所をルートに入れるようになって、
 決まったお店にばかり行くようになりましたね。」
■自分主導型の買い物 ⇒ 家族(子供)優先の買い物ルートに

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もちろん一例に過ぎないのですが、参加した社員は自分と違った考え方や価値観
に学ぶもの・気づくものがあったようです。
買い物に対する生の声は、消費者から聞くのもよいかもしれませんが、一歩会社
を出れば、社員も消費者。身近なところにヒントが転がっているのかもしれない
ですね。

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┏┏   3.セミナーのご報告
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9/15(水)に東京で行われた、
『街づくりへの適応力が未来を拓く
〜SCの価値向上とマーケティング力UPセミナー〜』は、
多くの方々にご参加いただき、好評のうちに終了致しました。

午前の部では、「顧客分析システム」「デベロッパーマネジメントシステム」
それぞれについて活用講習会を実施させていただきました。

午後の部第1単元では、弊社専務取締役金藤より、複数の長期的構造変化と
消費動向の変化に着目し、未来の変化へ適応するため今何に着目すべきなのか、
考察結果を発表させていただきました。
第2単元では、弊社代表取締役中山より、リゾームの考える新しい顧客戦略の
取り組みについてありがとうレポート、適応成長会議、そして新たな分析ツール
CRM OLAPなど事例を交えてご紹介させていただきました。

ご多忙の中、セミナーにご参加いただいた皆様には心よりお礼申し上げます。
参加者のお声を一部ご紹介させていただきますので、ご一読ください。

●参加者のお声
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/pdf/0915.pdf
        
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┏┏  4.教えて!エクセル先生
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不要なセルや列を削除すると、そこに貼り付けしていたオブジェクトも
消えてしまった! なんてことはありませんか?
今回は、セルや列を削除しても、オブジェクトが消えない方法をご紹介します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press052.pdf   

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

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┏┏   5.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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