メールマガジン

リゾームプレス 第47号

2010/04/27
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                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2010/4/27配信 〔Vol.047〕

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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

入学式や新生活が始まるなど慌しい時期も過ぎ、
ゴールデンウィークが間近に迫っています!
今年はカレンダーの並び上、平均で5日、
最長だと11日の大型連休となり、長期の休暇を
楽しみにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あるアンケート結果では、ゴールデンウィークの過ごし方で
多いのは『旅行』で、海外旅行も前年比増の見込みだそう。
日々の疲れを吹き飛ばす良い休暇を過ごしたいものですね。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 社員Sさんの業務報告
 【3】 セミナーのご案内
 【4】 リゾプレ編集員が往く
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 編集後記
 【7】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏   1.社長からの一言
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革新的経営
                                         2010年47号
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随分以前になりますが、日本経済新聞で200年企業を取り上げた興味深い
記事がありました。
1724年創業、286年を迎える茨城県水戸市の伊勢甚さんです。
初代甚介氏が呉服商から身を起こし、戦後はスーパー、百貨店と事業を拡大し
600億円に達した時期もありました。
しかし、77年に当時社長の綿引敬之輔氏が大黒柱の小売業を一括して
ジャスコ(現在のイオン)に営業譲渡し、全店舗を賃貸してしまいました。
売り上げも伸びており、しっかり利益の出ていた事業ですから社内外から
大きな反発もあったようです。
当時、三越を抜いて全国一の売り上げになった、新興ダイエーの全国展開や
イトーヨーカ堂の勢いを見て、敬之輔氏は将来地場の流通業はやっていけなくなると
確信し、企業が元気なうちに従業員の雇用の受け皿を探し、
確実な店舗の賃貸収入に経営を切り替えたのです。
現在は、賃貸業以外に茨城県最大の水戸プラザホテルや、多くの結婚式場、SC、
デベロッパーと事業の変化に合わせた事業改革を進めています。
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株式会社 伊勢甚本社
代表取締役社長 綿引甚介氏のメッセージ(HP抜粋)

少子高齢化、核家族化、NET社会が進行する現代社会において、創業精神である
「人の和=輪」が満たされる社会であり続けるよう、
今後もコミュニティ空間の創造、追求を図ると共に、新規事業開発を含め、
地域社会に貢献できる態勢作りに日々邁進して参ります。
平成21年度は創業285年を迎え、5月4日には会社設立60周年を迎えました。
これからも伊勢甚グループは、お客様一人ひとりの「ウォンツ」に応え、期待以上の
「価値」を創造・提供し続けると言う経営姿勢のもと、常にお客様の声に耳を傾けた
ダイナミックな変革(イノベーション)に挑戦して参ります。
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時代の変化という波を見極め、お客様のニーズ・ウォンツの解決のために、
使命をもって変革に挑戦し、ビジョン経営に取り組むという経営の神髄が
貫かれています。

少子高齢化、消費不況、デフレ等は全ての企業にとって同じ環境です。
しかし、その環境変化への企業の対応は実に様々です。

なんとかなるさと、無反応な対応をする企業
仕方ないなと、受け身な対応をする企業
なんとかしなきゃと、保守的な対応をする企業
他所に負けられないと、先進的な対応をする企業
面白い、チャンスと、革新的な対応をする企業

おそらく、15年後に残っている企業は先進的、革新的企業だと思います。
そして、30年後に残っている企業は革新的企業だけではないでしょうか。

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木野親之先生の「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

<人の壁は、誰にでも訪れる>
人の壁は、誰にでも訪れるものです。
壁に苦しみ、悩み、傷つき、苦闘し格闘する中で、人は人格を高めていくのです。
幸之助はそうやって道を開いていったのです。
「君、人生の壁は天が与えてくれるまたとない試練やで」とよく言われました。
自分に与えられた天命を自覚し、「このことは、後になって必ず役に立つ」と、
決意すれば、道は自然と開けるのです。
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この文章の人を会社、人格をビジョンに置き換えてみると
より深い意味を感じ取れます。
会社のビジョンは未来からやってきます。
過去、現在からの延長線上ではつくれません。
ビジョンがあるから悩みます。
ビジョンのない経営は迷います。

経営も、政治も同じですね。

                                                株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

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│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
│
│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
│
│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
│
│  第3位:「街(SC)づくり、人づくり。」(RHIZOME PRESS〔Vol.030〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto030.html
│
│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
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┏┏   2.社員Sさんの業務報告
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社内サポートチームのSです。
普段、私は社内にて経理・総務・法務の一部を担当しております。
特に、経理・法務をメインで担当しております。
ですので、専ら社内にてガリガリ仕事をしているのですが、
先日、久方ぶりに出張に行って参りました。

目的は、研修の一環という位置づけでしたが、
普段外に出ない上に、2年ぶりの東京ということで非常に刺激的で、
やる気にさせられました。

特に弊社システムを導入いただいているお客様への訪問が
印象深いものとなりました。
その日はちょうどデベロッパー様(お客様)、テナント様による弊社システムを
利用した勉強会が開催されておりました。
内容は、デベロッパー様とテナント様で問題がありそうな事項を挙げ、
それに対して、仮説を立て、その場でシステムを利用して数値を確認しつつ、
改善策を練るというものでした。
そのお客様(デベロッパー様側)は普段からシステムを利用して
数値を確認し、テナント様のことを把握されていたので、
テンポよく進行し、最終的にテナント様から

「具体的に次にするべきことが見えました。」

という言葉が出てくるほど、内容の濃い勉強会となりました。

私は、お客様と接する機会が少ないポジションですが、
社員のサポートを通してみなさまのお力になれるよう努めたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

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┏┏   3.セミナーのご案内
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☆目からウロコの活用セミナー☆
 【初級操作講習会のご案内】
『異動等で新しく使うことになった』『もっと活用の幅を広げたい』
そんな方はぜひご参加下さい。

日  程:経営分析システム(DMS)編  5月26日(水)
     顧客分析システム編      5月27日(木)
参加要項:上記システム導入ユーザー様が対象になります。
参 加 費:無料
          ↓↓申込用紙はこちら↓↓
http://www.rhizome-e.com/topics/sousaseminar/201005sousaseminar.pdf

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┏┏   4.リゾプレ編集員が往く
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SCとしてなんとしても避けたいのが空き区画の発生ですが、
最近では大手のSCでも空床が珍しくないのが現実です。
区画が空いた際、リーシングに力を入れるのはもちろんのこと、
新店が見つかるまでの間をどうするかも重要な課題の一つでしょう。
今回は区画の活用から見えるSCの違いについて考えたいと思います。

空いた区画の活用でオーソドックスなのが絵画等の展示を行う例ですが、
あるSCではブロックを置いて子供の遊び場にしていました。
またあるSCではガラポン会場などイベントに活用していました。
どちらも空き区画に動きを出すことで、賑わいの損失を抑えることが出来ますね。
また別のSCでは貸しコミュニティールームとして活用している例もありました。
これなら少なからず収入源としても活用することができます。
一方、見せる活用ではなく、隠す活用もあります。
あるSCでは空き区画を覆った壁を他の通路とそろえることで、
通路に違和感なく同化させていました。
下手に活用するよりいっそこの方がすがすがしいかもしれません。
また、この方が空き区画独特の見栄えの悪さも目立ちません。

ここで少しお客様目線から空き区画について考えてみましょう。
やはり空き区画を見てお客様が思うことは、『このSC、大丈夫かな?』
という不信感が第一でしょう。
不信感やがっかり感は更にお客さまの足が遠のく要因にもなります。
空き区画に対して上記のような工夫がされていればまだ良いのですが、
前店の内装や工事の跡が残ったままになっていたり、
適当に布をかけただけにしていると更に悪い印象につながってしまうので
気をつけたいところです。

一方空き区画に限らず、あえて休憩スペースを大々的に設けて
空間を贅沢に使うSCや、逆に休憩スペースや子供の遊び場など、
収入を生まない区画は設けられないというスタンスのSCなど、
空間の使い方一つにもそのSCの方針というものが明確に現れます。
スペースの活用に苦心することは、つまり、自施設の見せ方・プロデュースを
考えることとイコールではないでしょうか。

空き区画というマイナス要因を更なるマイナス要因の誘引材料とするか、
逆手にとって少しでも雰囲気改善のための起爆剤としようとするか。
表現を少し工夫するだけでお客様からの評価も変わるのではないでしょうか。

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┏┏  5.教えて!エクセル先生
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今回は「図のリンク貼り付け」についてご紹介です。
意外と利用してみると便利な機能かもしれませんよ!?
「図のリンク貼り付け」の便利なところとは・・・。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press047.pdf 

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

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┏┏   6.編集後記
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リゾーム恒例(?)春のバーベキュー大会に参加してきました!
お子様連れの社員もいたので、総勢で16名と大人数でしたが
皆で飯盒炊飯でカレーを作ったり、キャッチボールをしたり
とても充実した時間を過ごすことができました♪
通常見られない皆の意外な一面を垣間見ることもできて、
大満足の休日となりました!

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┏┏   7.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html


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