メールマガジン

リゾームプレス 第44号

2010/01/27
--▼--------------------------------------------------------------▼--

                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2010/1/27配信 〔Vol.044〕

--▲--------------------------------------------------------------▲--
このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

毎年恒例のお年玉付アンケート、本年も実施いたします!
みなさんに役立つ情報をお届けしたいと考えておりますので、
率直なご意見いただければと存じます。
※詳細は、メルマガ本編に記載しております。

.................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥..............................
◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 社員Iさんの業務報告
 【3】 リゾプレ編集員が往く
 【4】 教えて!エクセル先生
 【5】 アンケートのご案内
 【6】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
.................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥..............................
┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏   1.社長からの一言
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
----------------------------------------------------------------------
 「峠」 
                                            2010年44号
----------------------------------------------------------------------
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

前号で三つの坂のお話をさせて頂きました。
上り坂、下り坂、そして真坂(まさか)です。

年末から年始にかけてシステム工学博士の片方善治先生の本を読んでいましたら
上り坂はアイデアや構想を広げる段階、下り坂はそれを具体的に落とし込む段階で
その間に意思決定という「峠」があるという文章を見つけビックリしました。
片方善治先生は、システムの概念を工学的視点だけではなく仏教的視点等様々な
視点で捉え、分かり易くお話をされる素晴らしい先生です。
その先生の出版された戦略論の本で「坂と峠」の表現が出てくるとは面白いです。
人生にも、経営にも「坂」ばかりではなく「峠」という節目があったのですね。

漢字のほとんどは中国からもたらされたものですが、「峠」という漢字は日本で
天武天皇の時代につくられたようです。
人が旅して、越し方と行く末の「中道」に立って、振り返り越し方を懐かしみ、
又、一方では行く末を祈る為に、手向けをする、祈願をする、回向をするという
意味が含まれているそうです。

それを今の自分自身に当てはめてみると
「峠」は、なんのために自分は生まれてきたのか?
なんのためにこの会社が存在するのかを自問自答する場でもあります。

月刊『致知』で掲載された池川クリニック院長池川明氏の
「胎内記憶について語る子どもたち」の文章に、とても興味深いものがあります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本文より

「おなかの中は暗くて、でもあったかくて、泳いでたんだ。
                       早くママにあいたいと思ってた」
これはある2歳の男の子の言葉です。

池川明氏は、産婦人科医として多くのお産と関わり合う中で、
母親のおなかの中にいた時のことを覚えている子どもがいることに気づき、
「胎内記憶」についてのアンケートを取り始めたそうです。
幼稚園や保育園の協力を得て、最終的には3500名以上のアンケートを行いました。
その結果、約3割の子どもに胎内記憶があるということが確認できたのです。
「包丁が入ってきて足を掴まれて引きずり出された」などと、
帝王切開で生まれた際の記憶を語る子もいます。
それから「赤ちゃんは母親を選んでくる」ということも読み取ることが
できたそうです。
「パパとママを選んだんだよ」
「お母さんがさみしそうな顔してたから笑ってほしくて来たんだ」
こんなことを言う子どもが実にたくさんいるのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そして、人が生まれてくるのは、
結局それぞれが何らかの形で「人の役に立つため」と考えるに至ったそうです。
私たちは無数の縁に支えられて「今」というこの瞬間の連続の中を生きています。
家族、同僚、お取引先、ライバル会社、すれ違う人々、電車の同乗者...。
そして、このメルマガを読んで頂いている皆さま。

「峠」の上で行く末を願う時−−−。
「全ての縁と結果は必然。」という、今を素直に受け入れる考え方が、
次の坂を良き方向に導いてくれる羅針盤なのかもしれません。
過去を肯定し、未来を信じ、今を真剣に活かすという「峠の境地」です。
そして、人も会社も「縁ある人のために」存在する...。
大切な人や、お客様に喜んで頂く事は誰にとっても幸せな事です。
それは、人間として生まれてきた本来の目的が、縁ある人に喜んで頂くという
役割であるからかもしれません。
「峠」はそれを思い起こし、感謝し、奮い立たせる
「命の原点」なのではないでしょうか。
坂ばかりに囚われていてはいけません。必ず人生には「峠」という節目があります。
その節目をどう認識し、自らを更に成長させるかが大切です。

今年も、日本は色々な出来事に翻弄される年になりそうですが、
皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

「峠の境地」でがんばりましょう。

追伸
先週、横浜で行われたSCビジネスフェアでは沢山の方からメルマガの激励を
頂きました。
改めてお礼を申し上げます。

                        株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

◆─────────────────────────────────◆
│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
│
│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
│
│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
│
│  第3位:「街(SC)づくり、人づくり。」(RHIZOME PRESS〔Vol.019〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto019.html
│
│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
◆─────────────────────────────────◆

┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏   2.社員Iさんの業務報告
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カスタマーパートナーチームのIと申します。

私の主な業務は、弊社システムの操作お問合せや、ご要望などの対応を
させていただいております。
時にはお客様のもとへ直接お伺いしてヒアリングなどさせていただくことも
あります。

システムという言葉に捉われて無機質な回答、対応にならないよう
お客様の業務を理解し、欲しい答えに沿うように心がけています。
また、気軽にお問合せいただけるよう、お客様とコミュニケーションの場を
もっと増やしていきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏   3.リゾプレ編集員が往く
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ショッピングセンターへの集客を考える際
イベントやメディア展開も大事ですが
単発の催し物では継続的な効果が得られない場合もあるでしょう。
お客様により長くご愛顧いただくために
ポイントカード等で囲い込みをする場合もありますが
"愛着"というキーワードを考えると
より年齢を問わず誰にでも分かりやすい内容の方がいいでしょう。

その最たるものの一つとして、マスコットキャラクターはいかがでしょうか。
有名なところではららぽーとの『カウゾーくん』
ルミネの『ルミ姉』などがありますが、大型SCに限らず
実はたくさんのSCが独自のキャラクターを持っています。
(余談ですが、ルミ姉はセール時だけの限定キャラクターだということを
ご存知だったでしょうか。)

キャラクターはいわば施設自体を擬人化した存在とも言えますので
愛されるキャラクターであればそれだけ施設への愛着も得られます。
しかし意外とありそうでないのが、有名キャラクターの起用です。
きっと権利や使用料など、起用には様々なハードルがあるのでしょうが
ある施設ではポスター等に、30代以上には懐かしく、20代以下には新鮮な
某女の子のキャラクターを使っています。
私もTシャツを持っているぐらい、女の子には人気のあるキャラクターです。
やはりマスコットは分かりやすく、人気があるのが一番ですね。

一方、最近では特に地方のSCで、自施設のキャラクターを公募する試みも
増えているようです。
しかも応募資格を近隣の居住者に限定しているケースもありますので
地元密着を目指すには、とてもいい方法ではないでしょうか。
また、一風変わったところでは施設のテーマソングを作っている所や
ご当地レンジャーブームに乗って、施設オリジナルレンジャーを組織し
休日のイベントなどでお客様の前に現れているところもあります。

以上、各SCのオリジナリティが感じられるイメージ戦略のご紹介でした。

┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏  4.教えて!エクセル先生
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
書式のコピー&貼り付けの機能って、便利ですよね。
でも、1度貼り付けしてしまうと、
再度書式をコピーしないと貼り付けできないと思っていませんか?
実は1度コピーした書式を何度も貼り付けできる方法があるのです。
今回は、そんな方法をご紹介します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press044.pdf

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏   5.アンケートのご案内 <<プレゼント付!>>
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■応募方法
 添付のアンケート用紙にご記入いただき、FAX又はメールにて
 ご返信ください。
■応募締め切り
 2010年2月15日(月)
■プレゼント
 抽選10名様に全国共通商品券2,000円分をプレゼント!
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏   6.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

+--------------------------------------------------------------+