メールマガジン

リゾームプレス 第42号

2009/11/26
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                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2009/11/26配信 〔Vol.042〕

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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

リゾーム本社のある、くだもの王国!岡山といえば
「マスカット」や「桃」が有名ですが、この寒い時期でも
全国生産98%を誇る【冬のぶどう】が出荷されています。
この冬のぶどう、名前は「グローコールマン」といい、
「グロー」は"大きい"、「コール」は"石炭"を意味する
黒くて大きい房がなるぶどうです。
地元にいると当たり前にあるものでしたが、先日のニュースで
時期的には「珍しいもの」なのだということを初めて知りました。
いつもと違う視点で、身近にある「知らない」ことを探してみるのも
なかなか面白いのではないでしょうか?

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 社員Iさんの業務報告
 【3】 展示会のご案内
 【4】 リゾプレ編集員が往く
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 編集後記
 【7】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏   1.社長からの一言
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 未来をアートする
                                            2009年42号
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ファーストリテイリングは2020年に連結売上高5兆円、経常利益1兆円を
目指す新事業方針を打ち出しました。
一方、百貨店業界は続落状態で、現在7兆4千億円の売上が、
予測では2020年には5兆円になってしまいます。
大企業、老舗の百貨店が、新興の地方発の一企業に売上・収益ともに
抜かれてしまう状況です。

しかし、世界にはもっと巨大な企業が存在します。
28兆円の売上を誇る、サム・ウォルトンが1945年に始めた
「ウォルマート」です。
店舗数は4400店、130万人の超大企業です。

サム・ウォルトンは「小さなことから考える」、「1店舗から考える」ということを
重要視しました。
そして、コミュニケーションによって、1店舗の小さな成功事例を
全店で実行し大きな成果を生み出すことを徹底したのです。

そして、こうも述べています。
結果は分かる。しかし、その結果から、原因を読むことはできない。
経営判断に必要なことは原因である。
原因は、推論による仮説からしか得られない。
その推論と仮説を正確にするには、
店舗現場に実際に出かけるフィールドワークが必要になる。

「情報を分析して戦略に活かす」と私達は言います。
しかし、氾濫状態の膨大な情報を読み込んで、戦略に的確に活かせているか?
という問いに、私を含め多くの企業が不十分だと言わざるを得ません。

「情報を分析して戦略に活かす」ためには、情報を客観的視点で捉え、
直観的視点で言葉・方針に表現しなければなりません。

 情報=結果    戦略=いい原因づくり
 情報=サイエンス  戦略=アート 
 情報=過去    戦略=未来
 情報=知識    戦略=知恵

情報を戦略に変えるというのは、太陽光から電気をつくり出すくらい、
実は大きな変換機能(コンパーター)が必要だと私は思います。
変換機能(コンパーター)の能力の差が、結果の差になって現れます。
この部分が実はブラックボックスだったのです。

私はお客様との戦略立案研修を行っていく中で、この部分の大きな要素は
コミュニケーション力ではないかと気付きました。
不確定な未来に向けた創造的戦略づくりは、
「自らの存在価値を信じ、信念を持ったリーダー」と
「お客様視点で現場を熟知した人材」の融合会議によって生み出されるのです。

※最近、サム・ウォルトンの言葉に触れて更に確信を持ちました。
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−サム・ウォルトンの言葉より
もし、ウォルマートの経営システムの全体を一言で表せる概念に煮詰めろと
言うなら、それは対話ということになるだろう。
対話(communication)こそ、われわれの成功の本当の鍵のひとつであるからだ。−
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これからの時代は、少子高齢化という未だかつて経験したことのない社会変化と
景気低迷、環境問題等と、不安要素が山積みです。
しかし、その未知なる大地に新しいマーケット創造の種を蒔く
チャンスの時代でもあります。
良き未来を描く(アートする)ことが、
今からの時代の経営者に求められることなのかもしれません。

そして、良き未来とは、覇道の経営ではなく王道の経営を目指すことから
実現されると私は思います。

                        株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

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│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
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│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
│
│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
│
│  第3位:「街(SC)づくり、人づくり。」(RHIZOME PRESS〔Vol.030〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto030.html
│
│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
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┏┏   2.社員Iさんの業務報告
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カスタマーパートナーチームのIと申します。

私の主な業務は、システム活用のサポートで、お客様からのお問合せ対応を
行っております。

お問合せいただく内容は、データの抽出方法(分析方法)と分析したデータの
内容についてが主となります。
お客様によってデータの活用方法は様々ですが、私自身お問合せいただかなければ
気がつかなかったような利用方法などもあり、日々勉強させていただいています。

これからもより一層ご満足いただけるように、サポート体制を強化し、精一杯
対応させていただきますので、今後とも弊社システムをよろしくお願いいたします。

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┏┏   3.展示会のご案内
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『第34回日本ショッピングセンター全国大会』に出展致します。
会 期:2010年1月20日(水)〜22日(金)
会 場:パシフィコ横浜
    → http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html

出展テーマ・詳細については、次号でご紹介致します!

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┏┏   4.リゾプレ編集員が往く
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今回は『リゾプレ編集員が往く』の名の通り
私が実際にお買い物をした際の出来事をご紹介します。
今月はじめ、都内の某有名SCでお買い物をしていた時のことです。
通常、アパレル店では一人のお客様に対し、一人が接客・声がけをし
そのお客様には他の店員は積極的に声をかけないというのが
暗黙の(?)ルールなのですが、その日は途中でもう一人店員さんが
接客に加わったのです。

どうしたことかと思っていると、後から加わった店員さんが
見事なまでのセールストークを繰り広げるではありませんか。
どうやら最初についていただいた方は新人店員さんで、
後からついた方がOJT担当で、ヘルプと見本をかねて
その手腕を見せて下さったのでした。

その後も3人で会話が弾む中、時に先輩店員さんから
暖かくも厳しいご指導が飛び交い、とても勉強になりましたので
以下、その一例をご紹介させていただきます。

【例?】
 私   :『いやー、いい買い物をしました。大事に使いますね。』
 新人さん:『ありがとうございます。このお洋服は良い方のところに
       お嫁に行きますね。』

皆さん、こういうやり取りはよく聞きますが、実はこれは悪い例です。
どこが誤りかわかりますか?
先輩店員さんによると、"お嫁に行く=相手は男性"。
女性のお客様を男性に例えるのは×、とのことです。
言われてみれば確かに。

【例?】
 私   :『私も、もう若くないですし、油ものが胃にもたれるんですよ。』
 新人さん:『私も同じ歳です。そうなんです、最近、翌朝に残るんですよね。』

これも悪い例ですがわかりますか?
先輩店員さん曰く、いくらお客様が謙遜(?)しても店員は嘘でも否定を
すべきだそうです。

正しくは、『そんなことないですよ、私はともかくお客様はとてもそんな
風には見えません、羨ましいです。』とお答えすべきだそうです。

いままで何気無く交わした会話が、すべて店員さんの
スキル・ノウハウによるものであったと気づかされました。
マニュアル化の難しい世界で教育を担当する側の苦労も多いと思います。
接客業の厳しさを学んだお買い物でした。

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┏┏  5.教えて!エクセル先生
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複数セルにおいて文字をセンタリングする際、皆様はどのように行っていますか?
セル結合!もその方法の一つではありますが、他のセルとの兼ね合いで
どうしてもセル結合させたくない時ってありませんか?
今回はセル結合を行う以外にも簡単にできる、複数のセルにおいて文字を
センタリングする極意をご紹介致します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press042.pdf

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

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┏┏   6.編集後記
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11月21〜23日の3連休で、九州へ温泉&食い倒れ旅行に行って来ました。
食べて、くつろいで、しっかりリフレッシュしました。
車での旅行だったので、休憩のたびに何かしら食べていて、
すっかり胃袋が大きくなった気がします。
今年の秋の前半はスポーツの秋だったのですが、
結局、食欲の秋になってしまいました。節制しなくては!

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┏┏   7.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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