メールマガジン

リゾームプレス 第41号

2009/10/28
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                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2009/10/28配信 〔Vol.041〕

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秋ですね。朝、夕と冷え込むようになり、布団から出るのが
段々とつらくなり始めました。
さて、秋は紅葉が綺麗ですが、その落ち葉は、なかなか厄介です。
そんな落ち葉ですが、とある公園では、木枠のプールに大量の落ち葉を集めて、
「落ち葉のプール」を設置、子供たちがダイブしたりして遊べるようにしている
のだとか。また、落ち葉になる前の紅葉した葉を料理の「つまもの」として
販売している会社もあります。放っておけば、ゴミとなるものを資源として利用
しており、まさに「エコ」のお手本ですよね。
私もこの秋は、落ち葉を有効利用して、焼き芋でも作ろうかなと思います。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 社員Sさんの業務報告
 【3】 リゾプレ編集員が往く
 【4】 教えて!エクセル先生
 【5】 編集後記
 【6】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏   1.社長からの一言
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 感じ、疑い、考える。
                                            2009年41号
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最近、いろいろなサイトで取り上げられている詩があります。
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『ある95歳老人の詩』

 「もう一度人生をやり直せるなら・・・・
 今度はもっと間違いをおかそう。

 もっと寛(くつろ)ぎ、もっと肩の力を抜こう。
 絶対にこんなに完璧な人間ではなく、
 もっと、もっと、愚かな人間になろう。

 この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。

 もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。
 もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にも
 もっともっとたくさん行こう。
 もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する
 厄介ごとは出来る限り減らそう。

 もう一度最初から人生をやり直せるなら、

 春はもっと早くから裸足になり、
 秋はもっと遅くまで裸足でいよう。

 もっとたくさん冒険をし、
 もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、
 もっとたくさんの夕日を見て、
 もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

 もう一度人生をやり直せるなら・・・・

 だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。

 私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
 自分に規制をひき、他人の目を気にして、

 起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、

 構えたり、落ち込んだり ・・・・

 もっとリラックスしよう、
 もっとシンプルに生きよう
 たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、

 人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。

 人生は完璧にはいかない、
 だからこそ、生きがいがある。

 これは、現代経営学の父と言われる
 『ピーター・ドラッカー』1909年-2005年、
 95歳の言葉です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
という内容です。

私は、この詩を読んだ瞬間、あの経営の巨人でも
このような矛盾を抱え生きていたのかと、安堵と寂しさを感じました。
しかし、事実はまったくの間違いで、本当の作者はナディーン・ステアという
女性でした。
あるブログの発信者の勘違いで、ドラッカー氏の詩として多くの人に送信され
又、その人たちが多くの人たちに送信・転送し、
虚偽の情報が一気に拡がったのです。
そして、いつの間にかそれが真実として人々の心に浸透していったのです。
(※ある95歳老人の詩で一度検索してみて下さい。)

情報化社会は、インターネットを介して簡単にあらゆる情報を取得する事が
可能となりました。正に知識の氾濫の時代です。
しかし、知識はいくらあってもそれを判断する見識が必要です。
見識を持って知識を活用しないと、とんでもない間違いを犯すことに
なりかねません。
景気の問題、少子高齢化の問題、業績不振、新インフルエンザ等のさまざまな情報は
本当に正しいのでしょうか?
ある視点で解釈すると、確かに正しくて危機的状況に映ることもあれば、
もう一つ別の視点で解釈すると、
新しい時代の始まりの大きなチャンスに映る事もあります。
業績の悪い大企業もあれば、業績を伸ばしている地方の中小企業も沢山あります。

景気が悪い、先行きが不透明、高齢化が進んでいる、人が育っていない。
だから■■■■だ。
■にあなたはどんな言葉を入れますか?

もうだめだ
たいへんだ
チャンスだ
現状維持だ

色々な考え方があります。
複数の視点で、知識を判断する能力が経営には必要です。
※いい意味での疑いを持って。
しかし、最終的にその見識を支える軸が、経営理念であり、志です。
見識の差は、経験だけではなく、経営理念と、志の差が大きいと思います。

更に、その判断に基づいて成果を出すためには、行動することが必要です。
先の見えない未来に向けて大きく舵を切るためには、
肝っ玉というものが必要となります。
これが胆識です。
いい判断ができても、それを確実に成功に結び付けるために「考える」、
更に「考える」事が必要です。
そして、みんなの知恵が必要です。

経営は、知識、見識、胆識の、この三つの「識」と、「衆知」を持って
マネジメントを貫くことです。

来期の経営計画策定のご参考になれば幸いです。

                        株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

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│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
│
│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
│
│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
│
│  第3位:「街(SC)づくり、人づくり。」(RHIZOME PRESS〔Vol.019〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto019.html
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│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
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┏┏   2.社員Sさんの業務報告
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今年の5月に入社した、ソリューション営業チームのSです。
はじめまして!と申しましても、打ち合わせに同席する機会も多く、
入社から5ヶ月間でたくさんのお客様にお会いしてきました。

普段は東京営業所に勤務していますが、ご存知の通り、
弊社社員は日本国内を飛び回っており、私も例外ではありません。
初めての地を訪れるとき、限られた時間の中でも最大限、
その街を歩いてみるよう心がけています。
営業の仕事は、お客様のお困りごとや課題をお伺いすることから
始まりますが、街を知らずしてそれらを真に理解することは
できないのではないか、と思っています。

「日々利用してくださるお客様がいる。業績が悪くなったから撤退、
というわけにはいかない。地域に対する責任がある。」
リゾームのお客様は度々そうおっしゃられます。
地域や利用客に対して真摯に向き合うお客様の熱い思いに
こたえられる一人前の営業を目指して、頑張ってまいります!

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┏┏   3.リゾプレ編集員が往く
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最近、一部のショッピングセンターでテナント店員のランク付けを
行っているという話を耳にするようになりました。
あるSCでは接客コンテストの結果によって金・銀・銅にランク分けをし、
またあるSCでは5段階制度の接客・商品知識試験を設け
それの合否によりランク分けをしています。
家電量販店でも商品知識・接客力の高い店員を"マイスター"と呼ぶなど
力のある店員さんへの評価を行い、個人の技術力自体を顧客サービスへ
還元する試みは広がりを見せています。

しかし、お気づきの方もいるかと思いますが
SC業界などでは比較的珍しいこの取り組みも
実はマクドナルドを始めとした多くの飲食チェーンでは
10年以上前から取り入れてられている、古くからあるアイデアなのです。

以前、ある研修講師の方がおっしゃっていたのですが
『同じ流通小売業であっても、ある業種、たとえば飲食では当たり前のアイデアが
アパレルではまったく行われていないことが往々にしてある。
業種は違えども、少し手を入れるだけで自分たちに
応用できるアイデアは実はたくさんある。』
このランク制度もまさにその一つではないでしょうか。

忙しい業務の合間に新しい考えをひねり出すのは難しいですし
出たアイデアが必ずしも当たるとは限りません。
『よそでどういうことが行われているか?』という
情報を常にストックしておく必要はありますが、
既存のアイデアを自分たち向けにリメイクする方が
リスクも時間も節約できるのではないでしょうか?

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┏┏  4.教えて!エクセル先生
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日付を入力する時に、「曜日までが自動で表示されればいいな」
と思うことがありませんか?
今回は、セルの書式設定でユーザ定義を利用すると、簡単に曜日が表示できる
方法をご紹介します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press041.pdf 

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

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┏┏   5.編集後記
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もうすぐ、ハロウィンですね♪
日本では少し馴染みの薄いイメージがありますが
某アイスクリーム屋さんでは、ジャックオーランタンを模ったサンデーや
ハロウィングッズが当たるくじ引き目当てに若い女の子たちが
列を成している光景を目にしました。
私も季節限定のフレバーを片手に、ハロウィンを満喫したいと思います。
Happy Halloween!!

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┏┏   6.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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