メールマガジン

リゾームプレス 第40号

2009/09/29
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                 RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 
            『今を活かし、未来を創造する。』

                                2009/9/29配信 〔Vol.040〕

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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

シルバーウィークから二十四節気の秋分も過ぎ、秋の気配を
ひしひしと感じる季節となりました。
肌寒い日も多くなりましたが、夜空がきれいな季節でもありますよね。
「仲秋の名月」と呼ばれるお月見、今年は10月3日の土曜日です。
京都では、「日本酒 百景酔暦」という日本酒と料亭がコラボレーションした
視覚、味覚ともにおいしい企画が開催されているようです。
値段の下がった発泡酒も魅力的ですが、たまには月見酒と洒落こんで
みてはいかがでしょうか?

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長からの一言 ≪ランキング付き!≫
 【2】 社員Fさんの業務報告
 【3】 セミナーのご報告
 【4】 リゾプレ編集員が往く
 【5】 教えて!エクセル先生
 【6】 編集後記
 【7】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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┏┏   1.社長からの一言
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  2030年に向けて
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「日本では誰もが経済の話をする。だが、日本にとって最大の問題は
社会の方である。」
2002年のドラッカー博士のメッセージです。

2009年も残すところ3ケ月余りとなり、そのメッセージは益々大きな意味を
持ち始めています。
激変の時代にはどうしても短期的な目先の視点からマネジメントを
考えてしまいますが、短期的視点と長期的視点でバランスを図ることの大切さを
ドラッカー博士は指摘しています。
改善、展開、イノベーションの全てを同時に行う必要があります。

変化を観察し、未来を予測し、準備する。

今から20年後の2030年は、どんな時代なのでしょう?
厚生労働省の推計では2030年の人口は、現在よりも約1,200万人少ない
1億1,522万人となり、少子高齢化はさらに進み、65歳以上の高齢者は現在の
5人に1人から3人に1人となります。
65歳以上の高齢者人口と、働き手となる生産年齢人口(15〜64歳)の割合は
1960年代には1人の高齢者に対し10人程度だったが、現在は約3人、2030年には
2人を切ると予想されます。
さらに、戦後生まれの「団塊の世代」が80歳を超え、その子供の世代に当たる団塊
ジュニアの1期生が60歳に差しかかるという年でもあります。

その他、気になる公開資料としては、
■日本の労働力人口が2004年の6,642万人より約1,050万人減少する
■日本の世帯総数が4,880万世帯に減少する
■一人暮らし世帯の数が1,824万世帯に増加する(2005年の1.26倍)
■一人暮らし世帯の全世帯に占める割合が37.4%に拡大する
■後期高齢者(75歳以上)世帯の数が1,110万世帯に急増する(2005年の2倍)
■50代女性の5人に1人が未婚になる 

この数値は、更に地方と都市部では大きな格差となって影響を
及ぼすこととなります。
人口減少、高齢化、一人暮らし世帯の増加、労働人口減少が社会構造を根底から
揺さぶります。
そして、誰もが70代半ばまで働かなければならない時代の到来でもあります。
フルタイムの勤務だけではなく契約、非常勤、臨時、パート、アルバイト等の
様々な雇用形態で働くこととなり、短命な企業よりはるかに自分の寿命が
長くなる時代でもあります。

これは日本だけの問題ではなく中国も転換期を迎えます。
2030年は中国の人口が14億6,500万人程度に達し、人口増加率がゼロになり
人口減少が始まる年でもあります。

従来の流通業が冬の時代から氷河期の時代に突入する中、適応に向けて今、
何を行動しなければならないのか?
今まで経験したことのないその答えは、社内ではなく、社外にあります。
そして取り組むべき事は、新化であり、深化であり、進化する事です。

最後に、
幕末・維新に活躍した多数の志士達を輩出した吉田松陰の言葉より

「百年の時は一瞬にすぎない。
     どうか君たちは、いたずらに時(とき)を過ごすことのないように」

                        株式会社リゾーム
                        代表取締役 中山博光

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│◇『社長からの一言』人気記事ベスト3◇
│
│  第1位:「志が縁をつくり、感謝が縁を活かす」(RHIZOME PRESS〔Vol.026〕)
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto026.html
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│  第2位:「理念経営による情報活用」(RHIZOME PRESS 創刊号) 
│    ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/hitokoto001.html
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│  第3位:「時は流れ、街は変化し、店は...。」(RHIZOME PRESS〔Vol.025〕)
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│
│           ▼過去の『社長から一言』はこちら▼
│       http://www.rhizome-e.com/topics/index12.html
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┏┏   2.社員Fさんの業務報告
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いつもお世話になっております、開発チームのFと申します。

私は開発チームのとりまとめとして日々弊社パッケージの改善や、新商品開発に
携わっています。

元々弊社のパッケージはお客様の要望を具現化(システム化)したことから
端を発しています。
これに対して多くのお客様から様々な要望を受け、その多くを取り込む形で
発展してきました。

お客様から要望を頂いた際に、
それをパッケージとしてどのように反映(具体化)するか?
要望を頂いたお客様だけでなく、他のお客様へのメリットにするには
どういった仕様にしたらいいか?

利用規模や利用環境が様々なお客様に対応するため、できるだけ汎用的に、
お客様毎にきめ細かな対応ができるよういつも考えながら検討を重ねております。

弊社のような小さな会社では、短期間に大きなことはできませんが、
小さなことをコツコツと積み重ね、少しでもお客様の助けになれればと思い
日々仕事しております。

そのためにもご意見・ご要望など皆様のお声を頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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┏┏   3.セミナーのご報告
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9/8(火)、10(木)、16(水)に東京・大阪・福岡と3都市で行われた、
『街づくりへの適応力が未来を拓く』セミナーは、おかげ様で定員を超える
多くの方々にご参加いただき、好評のうちに終了致しました。

午前の部では、弊社システムをご利用いただいているお客様向けに、
無料の活用講習会を実施させていただきました。

午後の部1単元は、各会場毎に流通業界の最前線でご活躍されている講師の方より、
昨今の流通業界における変貌や、各社の取り組み事例をご講演いただき、
2単元目は、弊社代表中山より、マーケティング・マネジメントの視点から、
未来創造戦略立案に向けた課題解決方法をご紹介させていただきました。

ご多忙の中、セミナーにご参加いただいた皆様には心よりお礼申し上げます。

●参加者のお声
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/pdf/0908,0910,0916.pdf

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┏┏   4.リゾプレ編集員が往く
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9月も下旬に差し掛かり、秋冬の新商品が続々と店頭に並ぶ今日この頃、
新商品といえば、いかにインパクトのある宣伝・アピールができるかで
売れ行きが変わるため、この時期は至るところで一捻りある宣伝・展示が
目につきます。というわけで、今回の特集は「ディスプレイ」です。

?施設全体が展示スペースに!
あるSCではエスカレータ脇、通路、休憩スペースの脇など、
館内の至るところに大小さまざまな展示ボックスを設けていました。
普通、ディスプレイというと、SCのメインフロアの一スペースに
少数のショップが同じテーマで作成したマネキンを1体だけ置く
パターンが多かったように思います。
このパターンであれば、展示個所が分散しているので
多少テーマに幅を持たせてもバラバラ感が気になりづらい上、
露出場所が多いことは、出店場所が不利な場所にあるショップや、
アパレル以外の業種へのメリットも大きいのではないでしょうか。

?ディスプレイ自体がイベントに! 〜週替わり・テーマ制ディスプレイ〜
ディスプレイというと上にも書いたとおり、決められたテーマに合わせて
展示をするというお決りのパターンがほとんどで
ともすればあまり注目されずに素通りされてしまうことも
あったのではないでしょうか。
この例ではディスプレイ自体をイベントとして大きく取り上げ、
例えばロックテイストやエレガント系など、週替わりでテーマを設定し
毎週参加するショップも変更するという凝りようです。
企画運営する側の手間はかかるでしょうが、テーマが多岐に渡ることで
参加できるショップの幅も広がります。

どちらもやっていることは"単なるディスプレイ"ですが
一つ工夫を加えるだけで、宣伝効果に大きな差が出ることの
よい例ではないでしょうか?
「脱・素通りディスプレイ」のために、ぜひ一つオリジナリティを
練り込んでみてはいかがでしょう。

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┏┏  5.教えて!エクセル先生
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エクセルの列や行の一部を非表示設定にしたときに、そのままコピー&ペースト
をすると、隠れていた列や行が一緒にペーストされて
「この部分いらないんだけど!」
という経験がみなさんおありなのではないでしょうか。
今回は、非表示部分をコピーしない便利技をご紹介します。

ぜひチェックしてみてください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press040.pdf

過去のエクセル先生の講義を受講されたい方はこちらから!
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index11.html

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┏┏   6.編集後記
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今月号でリゾームプレスもついに『40号』となりました。
これもひとえに皆様からのご支援があったからこそです。
この場を借りてお礼申し上げます。これからも皆様から愛されるメルマガを
目指して、そして、次は記念すべき『50号』が迎えられるように、
継続して頑張って参りたいと思います!
ご意見・ご感想等ございましたら、ぜひお声をお寄せください。
今後とも、リゾームプレスをよろしくお願い申し上げます。

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┏┏   7.リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご覧ください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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