メールマガジン

リゾームプレス 第17号

2007/10/24
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    ◆◆◆◆  RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> ◆◆◆◆
          『今を活かし未来を創造する。』

                         2007/10/24配信 〔Vol.017〕
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このメールマガジンは、弊社からの情報をお伝えしたい方々、又は
展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、
ご了解いただいた皆様にお送りしております。
今後ご案内不要の方は、本メール末尾をご覧ください。

先日会社の有志でハイキングに出かけました。
ハイキングなのに、なぜか準備する物に軍手や履き替えの靴まであり、
参加してびっくり。ほぼ垂直な斜面をよじ登ったり、砂の坂を延々と
滑り降りたりと、何ともハードな登山でした。
紅葉には少し早かったのですが頂上からの眺めは抜群で、風がとても
すがすがしかったです。
あちこちで紅葉の便りが聞こえるようになりました。
登山はちょっと大変ですが、ハイキングも良いですよ。

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◇◆topics◆◇
 【1】 社長から一言
 【2】 社員Sさんの業務報告
 【3】 顧客分析システム《ここがワンポイント!》
    〜テナント買回り分析で本当の店舗価値が見える〜
 【4】 セミナー開催のご報告【更新】
 【5】 教えて!エクセル先生【new】
 【6】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内
 【7】 編集後記
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│【1】 社長から一言
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会社は人材に尽きる
                           2007年17号
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あと数日で11月。今年もあと二カ月余りとなりました。
最近の出来事で、とても残念な事件は「赤福」です。
北海道の有名菓子の次にこの事件です。消費者の企業イメージは一気に
失落してしまいました。
老舗であり高収益企業だけに、なぜあのような判断をし、更に嘘
を繰り返したのか信じられません。
信用を築くには数十年を要し、信用を失うのは一日なのです。
決して、これは他人事ではありません。

会社の信用とは、商品と人によって得られることが出来ます。
特に、「人」については会社の信用に直接影響を及ぼします。
トップ、幹部、現場と立場は異なっても、お客様は全て「人」を通して
会社を評価されるのです。
それらの事件は、トップの判断で行われ、幹部がその間違いを正す責任を
果たさず、現場は矛盾を感じながらそれらの作業が行われたのです。
「世のため、人のため」という、企業の使命が浸透されていれば
このような事件は発生しなかったと思います。
トップは常に人間性と経営能力を成長させ、明確な経営ビジョンと
経営理念を示さなければなりません。
幹部は会社の目標達成と人材育成に責任を持ち、トップを補佐しなければ
なりません。更に現場は顧客満足と生産性を高め、強化する必要があります。

今、倒産している会社の25%が社歴30年以上の会社だと聞きました。
これは、明らかに事業承継の失敗と思われます。時代の変化に対して
創業者の力と理念が衰え、後継者・幹部の力不足、不在が原因です。

最近読んだ著書で稲盛和夫氏の「人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ」
があります。
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本文より
人の志というものは幾度も幾度も辛いことや苦しい目に遭って後
初めて堅く定まるものである。
真の男子たる者は玉となって砕けることが本懐とし、
志を曲げて瓦となっていたずらに生き長らえることを恥とする。
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明治維新に多くの逸材が生まれ、日本という稀にみる
国家の基礎を築いた人々の志を再度学びたいと思います。
経営の源は経営者の志です。

                     株式会社リゾーム
                      代表取締役 中山博光

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│【2】社員Sさんの業務報告
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経営企画チーム所属の新入社員Sです。
業務の大部分が社内向けなものに偏っておりますので「社員はお客様」を
合言葉に日々働いております。
私が主に関わっている業務は、経営企画と人事です。
会社の運営に非常に深く関わる部分ですので、なかなかやり応えのある
固い業務なのですが、中には遊び心を大事にしなければならない業務も
含まれます。

例えば、忘年会の準備の基本的な部分は経営企画が行います。
弊社の忘年会、かなりの曲者です。
まず、昼から始まり、宿泊前提なので一般的な会社の忘年会と比べると
かなりの長期戦です。
夕方からの盛り上がり方は大変なようです。
内定者時代に参加した同期の話によると・・・。

新人Aさん曰く
「すごく楽しかったよ。しかし、まさか社長があんなことするとは
思わなかったけど。」
新人Bさん曰く
「内定の状態だったからまだまだ会社が怖かったんだけど
認識が変わったよ。なんせ・・・ねぇ?」

社内に忘年会の様子は写真として保管されているのですが、同期たちの
楽しそうな笑顔には納得です。
まったくもって、宴会部長のすごさに驚きますが、私も負けないように
周りの方の助力を得ながら企画していこうと思います。

もちろん、契約書、年度方針策定などの至極真面目な業務もあります。
ですので、業務にあわせて頭の中身を切り替えるメリハリと様々な業務に
活かせる情報を入手するためアンテナを張り巡らせること。
これが、現在の私の課題です。
少しでも先輩方のお役に立てるよう日々意識し、努力していきたいと
思います。

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│【3】顧客分析システム《ここがワンポイント!》
│   〜テナント買回り分析で本当の店舗価値が見える〜
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リーシングの営業戦略として欠かせないのが
「テナントの買回り状況」です。
売上不振だから・・・、賃料収入が低いから・・・といって
安易に退店の交渉を進めるのは危険です。

あるSCでは、この「テナントの買回り状況」の帳票を作成するのに
数日間を要して、たいへん苦労されていると聞きました。
また多くの場合、通常業務が忙しい中で作成することができていない
のが現状ではないかと思います。

店舗の評価をする上で、大切なのは
1)数字が示す売上などの実績とその伸び
2)どんなお客様が来店されているのか(客層)
3)そのお客様が他店舗、もしくは施設全体にどのように
影響しているのかを調べることです。

リニューアル計画があれば、まずそのフロアにあるテナントの買回りや
キーテナントの買回りをぜひ一度調査してみてはいかがでしょうか。

弊社では、ユーザー様向けに無料で1ヶ月間ご試用いただくことが
可能です。弊社営業担当者までご連絡ください。

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│【4】セミナー開催のご報告
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《10月開催セミナーのご報告》
タイトル:SCショップパートナー養成セミナー
会 期  :2007年10月3日(水) 13:00〜17:00

株式会社ATAラーニング 秋本様をファシリテーターにお迎えして、
ロールプレイや音声学習を取り入れ、現場で活用できることを意識した
体験型セミナーを開催致しました。
ご参加いただいた皆様方には、効果的な質問の仕方等、普段の業務の
中で気づかないスキルの重要性を改めて認識していただけたのでは
ないでしょうか?
ご好評につき次回開催を予定しておりますので、詳しい詳細が決まり次第、
本メルマガまたは、ホームページにてご案内させていただきます。
是非、社内教育の一環として業務の向上に結びつけていただければと
思います。皆様のご参加お待ちしております。

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│【5】教えて!エクセル先生
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今月号から、知っていると便利なExcelの小技・裏技を紹介します。
皆さんのお役に立つ、厳選したワザをお届けします。お楽しみに。

第1回は、『見せたくないシートを隠す』です。

集計結果のシートと計算のためのシートが別々にあって、他人には
集計結果だけ見せたいのに、という時がありますよね。
こんな時にぜひお使いください。
 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press017.pdf

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│【6】リゾームプレス・バックナンバーのご案内
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今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。
ぜひご高覧ください。
  ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/index05.html

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│【7】 編集後記
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みなさんカーボンオフセット、ご存知ですか?
最近注目されている募金で、「募金を通して、森林を育て、
自分たちの出したCO2を吸収してもらおう!」というものです。
今は一般の申し込み受付が終了しておりますが、ある企業では
エコバッグ売上収益の一部をカーボンオフセットに寄付するなど
されています。
他にも、余ったレジ袋の回収BOXを設置する企業やレジ袋を有料にする
等の取り組みをしているスーパーもあります。
ちなみに、私は身近な取組みとしてコンビニのレジ袋をお断りしています。
また、様々な業種にエコロジーは広まっており、ある調査によると、
08〜09秋冬テキスタイルに必要なキーワードトップ10に初めて
「エコロジー」が名を連ねたそうです。
某番組ではエコロジーがブランド化しつつある様子が特集されていました。
石油もまだまだ高値での取引が続いております。
今後は将来を見据えた「エコ」への関心がますます強くなっていきそう
ですね。

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