メールマガジン
リゾームプレス 第139号
2018/01/19
―▼―――――――――――――――――――――――――――――――▼― RHIZOME PRESS <株式会社リゾーム> 『今を活かし、未来を創造する。』 2018/1/19配信 〔Vol.139〕 ―▲―――――――――――――――――――――――――――――――▲― このメールマガジンは、弊社スタッフと名刺交換をさせていただいた方々、 又は弊社展示会・セミナーにお申込み、参加された際に情報提供について、 ご了解いただいた皆様にお送りしております。 今後、本メールマガジン配信不要の方は、末尾をご覧ください。 今年は、戌年です。 戌年と言うことで、愛犬と初詣に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 干支で利用される戌の字は「滅」に繋がる漢字だそうですが、それは、滅びるや 朽ちるという意味ではなく、「新しい命を守る・育てる」という意味があります。 一回り(12年)前には、「第1回WBC開催」や「携帯電話の番号ポータビリティ制度」が 始まりましたが、2018年は何が生み出されるのか、今から楽しみですね。 .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ◇◆topics◆◇ 【1】 社長からの一言 【2】 毎日先着20名、あなたのSCの『リーシングリスト』無料進呈! 「SCビジネスフェア2018」リゾームブースにお越しください! 【3】 アトレのここがスゴイ!!SCビジネスフェア無料セミナーのポイント 【4】「SCトレンド研究所」が始動!『SC・ショップの未来を"データ"で照らす』 【5】 ユーザ様向け 操作研修のご案内(2月) 【6】 教えて!Office先生 【7】 リゾームプレス・バックナンバーのご案内 .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 1.社長からの一言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「風ひとすじにやれよ」 2018年139号 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― パナソニック(旧松下電器産業株式会社)が、2018年3月で創業100周年を迎えます。 1月13日の日本経済新聞に ゛自問する社長100年目の挑戦/パナソニック、家電出展なし「何の会社か」゛ という気になる見出しの記事がありました。 米ラスベガスで開催された家電見本市「CES」のパナソニックのブースに家電製 品の出店がないことに対して、津賀一宏パナソニック社長の発したコメントに対 する記事です。 ---------------------------------------------------------------------- <記事より抜粋> 「何の会社なのか....。それは正直言って私も自問自答している」。 自身の言葉でパナソニックを表現してほしいと現地で問われ、津賀氏は答えた。 「創業者が始めた家電事業の存在感が大きいため、家電が主軸ではないと言った 途端に喪失感があるのはぬぐいきれない」とも言う。この100年で培った日本国内 首位の家電メーカーというプライドは、ジレンマにもなっている。 津賀氏は自らテレビ用液晶パネル生産やプラズマテレビから撤退し、住宅や クルマ、企業向けシステムに経営資源を集中して業績を立て直した。 ポートフォリオ(事業構成)を組み直す中で、利益を出しにくいテレビや大きな 成長が見込みにくい白物家電よりも新たな稼ぎ頭として世界で戦える事業を重視し てきた。 住宅とクルマを2本柱にする経営方針は明快だ。両事業がいつまでも成長を けん引すれば問題は無いが、いずれも競争は激しい。 津賀氏は「何か1つの事業で次の10年、100年生き残れるのか」とも語った。 -------------------------------------------------------------------------- 誰も経験したことのない社会の大きな変化に対して、多くの会社が自社の未来を 確信を持って描けない、経営苦難の時代が始まっている。 今年になって、なんとも表しようのない先行きへの不安を強く感じます。 そうした時、過去のメルマガを読み返し、改めて先人の言葉に気づかされ、 救われます。 「永遠であるものはない」リゾームメルマガ 2014年94号より 松下幸之助氏著「社長になる人に知っておいてほしいこと」PHP研究所発行より ------------------------------------------------------------------------- それは十数年前のことですが、ある高徳な禅僧と対談したことがありました。 その時に私は、「和尚さん、禅宗は将来どうなりますか」とお尋ねしたんです。 そうすると、「それは自然消滅でしょうな」という答えが返ってきたんです。 それには私も驚きました。 他の人ならともかく、現に禅宗に身をおく、しかも高僧といわれるような人が、 そう言い切られるのですから。 その私の驚きを察したのか、その人はこうつけ加えられました。 「松下さん、それは寿命ですよ。すべてのものに寿命がある。それがお釈迦様 の説かれた諸行無常という事です。 だから、禅宗といえども、時が来れば消滅するのです」 「しかし、和尚さん、そんなことではあなたご自身、布教やお説教に力が入ら ないのではないですか」 「いや、そんなことはありません。いつ寿命が尽きるか分からないけれども、 その最後の瞬間まで私は禅宗に生きます。それが私のつとめですからね。 しかし、それはそれとして『禅宗は将来どうなるか』と聞かれたら、 今のようにお答えするしかありません。それが仏教自体の教えなのですから」 「そうすると和尚さん、わたしのやっている松下電器もいつかは消滅すると いうことですか」 「そのとおりです」 というようなことで、最後は笑い話になったのですが、私はこの会話から 非常に啓発される思いがしました。 ---------------------------------------------------------------------- 何事にも「素直」を心掛けた松下幸之助氏は、この会話で交わされた言葉に 無常観を感じながらも、更に踏み込み『日々新た』という未来に向けた言葉を 考え、大切にしたそうです。 更に、同一の形態の事業では長期的な永続は難しいと、喝破しています。 「自分たちの会社は、何の会社なのか?」 これは、経営トップが会社が消滅するまで、常に繰り返さなければならない 自問自答です。 松下幸之助氏は、1932年に第1回創業記念式を挙行しています。 その式典で、建設時代10年、活動時代10年、社会への貢献時代5年、合わせて 25年間を1節とし、これを10節繰り返すという250年計画を発表しています。 1節毎に、新たな事業を生み出しづける苦しみは経営の必定であると覚悟しな ければならないのですね。 色々調べていたら、昔の松下電気の発展をほうふつとさせるエピソードが ありました。 「今、松下幸之助ならどうする?危機・逆境を好機に変える成功法則」 大西宏氏著 実業之日本社より ---------------------------------------------------------------------- これは、当時の扇風機事業部長から聞いた話だが、 「(扇風機が冬には売れないので)冬季の赤字は夏に挽回します」 という説明を彼が幸之助にしたときに、それこそ目から火が飛び出すくらい 叱られた。 「武士の真剣勝負では切られて血(赤字)を出せばそれでおしまいではないか。 夏に息を吹き返すとでもいうのか」 それからというもの、事業部は、「風ひとすじにやれよ」という幸之助の助言を、 徹頭徹尾、追求し続け独立会社(松下精工)として風中心に事業をきわめ続けた。 その後、換気扇、除湿機、清浄機、送風機、換気装置、排水浄化装置、 風力発電機、防霜装置・・・・などの新商品・技術開発に次々と成功。 今や時代の波にのり時流をつくり、松下電器の環境機器ビジネスの原動力とも なっている。 幸之助は自分が言った言葉について気にしたのか、特にこの゛風ひとすじ゛の 部門に強い関心を持ち続け、陰に陽にサポートしたという。 そしてそれから二十数年たって松下精工を訪れた幸之助は「専業に徹せよ」という 自らの言葉が生み出した驚くべき結末に、 「えらいものだ。こんなに広がっているのか」とたいへん感慨深げに喜んだという。 ------------------------------------------------------------------------- 「風ひとすじにやれよ」という幸之助翁の言葉に、素直な清々しさを感じます。 大きな苦難の先には、命を震わせる寿の風が必ず待っていると信じたいですね。 遅くなりましたが、今年もご指導よろしくお願い申し上げます。 株式会社リゾーム 代表取締役 中山博光 ◆─────────────────────────────────◆ │ ◇ご案内◇ │ 『社長からの一言』は「転送」を歓迎いたします。 │ 内容をお伝えしたいお知り合いの方がいらっしゃいましたら、 │ 出典を明記の上、ぜひご案内くださいませ。 │ │ ▼過去の『社長からの一言』はこちら▼ │ http://www.rhizome-e.com/topics/hitokoto/ ◆─────────────────────────────────◆ ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 2.毎日先着20名、あなたのSCの『リーシングリスト』無料進呈! 「SCビジネスフェア2018」リゾームブースにお越しください! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1月24日(水)~26日(金)にパシフィコ横浜で開催される「SCビジネスフェア 2018」に出展します。 今年のテーマは、「SCとショップのための『情報分析から対策まで』一貫した ソリューションでお役に立ちます!」です。 ★★★来場者特典★★★ 毎日先着20名様に、貴社が運営するSCに合わせた簡易版リーシングリストを無料 進呈します。(簡易版:テナント業種及びSC業態を抜粋したものです) 【SCビジネスフェア2018概要】 日程:1月24日(水)~26日(金)10:00~18:00(最終日は17:00迄) 場所:パシフィコ横浜 展示ホールA・B・C ブースNo.:A1-2 ○◎●SCビジネスフェア2018リゾームブースのソリューション●◎○ 1)【分析】流通・小売業向け顧客分析 クラウド型ソフトウェア『戦略会議NEXT』 ・ポイントカードより得られた顧客情報・購買実績の分析システムです。 https://pr.sk-next.jp/ 2)【流動分析(潜在顧客把握) 】[NEW] ・スマホのGPS情報から取得した約2600万人の行動データをもとに、貴施設に訪れ るお客様の行動エリア、来館人数を分析できるサービスです。 3)【リーシング】全国SC・百貨店のショップ出退店データベース『SC GATE』 ・全国4,600SC、約20万ショップの出退店データを搭載。リーシングリスト作成の 業務効率化、リーシング計画の作成などに活用されています。 新オプションもご紹介します。 https://scgate.jp/ 4)【リーシング】デベロッパーとショップとの最新交渉状況を簡単に共有『交渉管理ware』 ・リーシングの交渉履歴を一元管理するクラウドサービスです。 交渉履歴の管理や共有にお悩みの方にオススメです。 https://pr.nego-ware.jp/ 5)【テナント支援】SC・専門店向けコミュニケーションウエア『BOND GATE』 ・情報共有とコミュニケーション強化のためのグループウェアです。 ペーパーレス推進、業務効率アップを実現します。 https://www.rhizome-e.com/products/pdf/bondgate.pdf 6)『BOND GATE』にオプション追加!![NEW] パッサーカウンターで取得した入館者数を『BOND GATE』にリアルタイムで連携し、 ショップからでも簡単に館内滞留者数を把握することが可能になります。 サイネージと連携した販促の一手を打つことができます。 ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 3.アトレのここがスゴイ!!SCビジネスフェア無料セミナーのポイント ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大会2日目1月25日(木)13時15分から行う無料セミナータイトルは 「SCのNEXTを創る!賢いデータ活用と仕組み化 その最前線」。 アトレ石川主任と弊社専務取締役 金藤の対談形式で進行します。 準備を重ねる中、金藤が石川様から伺い、感動したキーワードがあります。 それは、 『無自覚にショップに負担を強いていた業務』でした。 アトレ様は、リゾームの4つのソリューション「戦略会議NEXT(顧客分析)」 「デベロッパーマネジメントシステム」「BOND GATE」「SC GATE」をご導入です。 2000人のショップ店長さんが使う『BOND GATE』は、ICTの活用を通じて、 デベロッパーとショップのコミュニケーションを時代に即したものに変革しよう と導入されたツールです。 導入前に行った業務の洗い出し。その時、『無自覚にショップに負担を強いて いた業務』があると気づいたそうです。 ICTの進展で効率化できる代替手段があるのに、業務を変えないというのは 非効率な作業をショップに強いること。 ・ショップに無自覚に強いていた業務とは具体的になんのことか。 ・そして『負の解消』に向けて、どんな議論が社内で行われたのか。 ・導入後は2000人にどのように普及活動を行ったのか。 気になるその中味を引き出す対談セミナーです。 ほかにも、4つのソリューションそれぞれについて、実行された興味深い具体例 をこのセミナーで全公開いただきます。 ここでしか聴けない、初公開の貴重なトークです。 もし、25日にご都合のつかない本メルマガ読者のみなさま、どうぞ御社内で お声がけいただきますようお願い致します。 日 時:1月25日(木) 13:15~14:15 場 所:プレゼンテーションA会場 タイトル:「SCのNEXTを創る!賢いデータ活用と仕組み化 その最前線」 内 容:従来のSCモデルが通用しない時代の「賢いデータ活用法」! "マーケティング・リーシング・販促・ショップ支援"各業務ごとの対策と 仕組化を(株)アトレの事例と共に一挙公開。さらに、本展示会が初公開の 最新ソリューション「流動分析」をご紹介します! パネリスト :株式会社アトレ 戦略企画室 主任 石川暢人様 コーディネーター:金藤純子(株式会社リゾーム専務取締役 SC経営士) 予約はこちらから http://www.jcsc.or.jp/event/bf2018/seminar18-11.html (出展者プレゼンテーションは予約制です。定員になり次第締め切りになります。 ぜひ、お早めにご予約ください。) ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 4.「SCトレンド研究所」が始動! 『SC・ショップの未来を"データ"で照らす』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨年12月20日、全国のSC・ショップの活性化を目的にしたシンクタンク「SCトレンド 研究所」を立ち上げました。 SC・百貨店におけるショップ出退店の統計的な分析・研究を始め、様々なデータや トレンドなどビジネスに活かせる情報を提供していきます。 https://sc-trend.jp/ 週刊日経ビジネス新春号や繊研新聞などで取りあげられました。1月9日の繊研新聞 では、当研究所が考案した、テナント数増減を表す指数「四半期SC出退店DI」が、 SCのテナント構成のトレンドが分かる新しいデータとして紹介されました。 SCトレンド研究所設立に関するプレスリリースはこちら https://www.rhizome-e.com/press-release/pdf/20171221_sctoreken_release_forWeb.pdf ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 5.ユーザ様向け 操作研修のご案内(2月) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「戦略会議シリーズ」「戦略会議NEXT」操作研修の2月開催のご案内です。 システムユーザ様はどなたでもご参加いただけますので、是非ご検討下さい。 ◆セミナー詳細のご案内はこちら ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/seminar/pdf/seminartokyo139.pdf ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 6.教えて!Office先生 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Wordで文章を作成したときに、文字数の違う文字列を同じ幅で揃えたい ということはありませんでしょうか。 今回は「均等割り付け」の機能についてご紹介致します。 ぜひチェックしてみてください。 ⇒ http://www.rhizome-e.com/m/pdf/press139.pdf 過去のOffice先生の講義を受講されたい方はこちら ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/xlsteacher/ ┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏ 7.リゾームプレス・バックナンバーのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今までにお送りした過去のリゾームプレスをWeb上に公開しました。 ぜひご覧ください。 ⇒ http://www.rhizome-e.com/topics/press/ .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥.............................. ■メールマガジンに関するご意見・ご感想・その他ご要望などは、 下記アドレスまでご連絡ください。 ⇒ mailto:magazine@rhizome-e.com .................................‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥‥..............................